先輩というには歳が離れているが、かつてのお客様に久々に駅でお会いした。
ゴルフの好きな方で、「定年退職したら、毎週でもコースに出られるから、それも楽しみなんだよ」と以前おっしゃっていた。
が、どうやら現実は違うらしい...
「収入が年金だけになって、それが母ちゃん管理の口座に振り込まれてくると、”アンタだけがどうして毎週毎週好きなことやって遊んでられるの?”」
ということになるらしい。
コースどころか、練習場すら回数が限定され、「夢のゴルフ三昧計画」は幻に終わっている....とのこと。
日本の景気とか年金の現状とかの話は今回は省略。
原因がどこにあろうと、「夢のような老後生活にはならない」という現実は覚悟すべき、つまり心構えが必要なことじゃあないのかと。
その方、減ったゴルフの回数を取り戻すべく、もう一度働きに出かけるという、予定外の将来になっているらしい。
それが良いのか悪いのか、私にわかる術もないが、そういった”将来の現実”があることだけは覚悟しておいた方が良さそうだ。
そんな時にごいさんからのコメント。
なんだか他人事じゃなく、身につまされます。
自分も若い頃からいろいろと手を出している方だと思うけど、体力的にも今後も継続できるってのは案外少ないんじゃないかと予想している。
当然ながら”今”が無きゃ”将来”もないわけで、まだまだ”今”をおろそかにするわけにはいかないが、「冷静な未来の予想」も必要だよな、とかは思い始めている。