禁煙は初めてじゃない。
かれこれ10回以上は経験している。
ということは10回以上「失敗に終わって」いるということ。
が、それらの時と今回には「違い」があると自分じゃ思っている。
今までは...
タバコは止めたくないが...健康のことを考えて...「止めなければ...」ってな動機だった。
今回は...健康のことはともかく...「吸うことのデメリット多くなりすぎだろ」が動機だからだ。
なので動機は突然でもないが、特にこの秋は予想外の長雨で、「雨の日にタバコを吸うことの難しさ」をあえて強調されているようになっているからか?
吸われている方には失礼かもしれないが、自分の意思を固めるためにも羅列させていただこう。
① そもそもが街中はもはや「禁止エリア」であって、何処で吸う?馴染みの喫煙可能店を知ってなければ、イチイチ「探す」ところから始めなきゃならん。
それじゃ「ちょっと一服」じゃ時間が足りないのだよ。
② やっと見つけたコンビニでさえ灰皿が置いてなかったりする。いや、あったとしても狭い軒下に身を張り付かせて吸うスタイルは格好良いとはいえないシロモノだ。
③ そもそもが...財布にスマホに名刺入れに車の鍵に家の鍵に....ってポケットパンパンなんですわ。の上にタバコにライターって...
④ 雨の日でも、風の日でも、吸いたいので、毎日買いに行くんですね。
⑤ 毎日吸うので毎日吸殻も出る。当然捨てる作業も加わる。あえてゴミを作っているかのように。
⑥ ハメルーンの笛吹きじゃないが、喫煙ルームはあたかも「喫煙者の収容所」の雰囲気だ。決して楽しそうじゃない。しかも自ら収容されに来ている。
⑦ いろいろあって電子タバコなんだろうが、その仕草はもはやダンディさのかけらもない。の横で吸う普通のタバコも似たようなものに見えたりして。
...とまあ、こんな思いをしてまでも「吸おう」とするんだから、ある種ものすごい意思なんだが...
なんか...おかしいよな...ってなところ。
最近じゃあサンジか?古くは次元大介。
松田優作なんてタバコの似合う役者第一位だろう。
自分はそれほどに格好よかないが、タバコを吸う姿ってのがさほどに格好悪いものだとは認識しなかった世代だ。
なので吸うこと自体への抵抗感もないわけなんだが...
これはもう時代の流れかな?
今の社会は「タバコを格好よくは吸えない社会」になってしまったな。
良いとか悪いの問題じゃなく、清潔とか健康とか環境とか衛生とか美的とか....
そんなものらがやたらとはびこる社会になってタバコはなんだか「醜いモノ扱い」のようになってきている。
なんだか吸うことが恥ずかしいかのように、申し訳ないかのように....
なので吸っている人らもどこか堂々としていられなくって....
そんな人らが集まる喫煙場所ってのも...
というわけでタバコを吸っている時間はあたかも「快適」のようなんだが...
よーく考えてみると「吸うために」、相当に快適ではない時間を浪費してんじゃないかと。
それはとどのつまりが....
タバコを吸いたいがために人生を快適じゃなくしてんじゃないかと。
だから格好良いタバコ吸いを見なくなったんかと...
ま、そんなこと。
とりあえず継続中...
もう何時間なのかわからなくなってきた。6日間ぐらいかな?