小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

これでも...

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若い人の、人生相談にまでは至らないが、職業選択、進路選択等について聞かれることが時々ある。

正直ほとんど成り行きで生きてきた自分には答える資格はないし、まともな答えも見つからないので、自分の若い時を思い出してみたりする。

すると...ビックリするぐらいに何も考えていなかった自分を改めて発見したりする...

 

今は...これでも、たまたまの運もあったんだろう。

同窓会なんかにも出ちゃったりして...

人並みの暮らしをしているような...気になっている。

だからこそ、もうちょっと欲が出ちゃったりして、他の進路だったら、他の大学だったら、他の就職地だったら....

もっと良かったりして....

な~んて都合の良い妄想に至ることもある。

 

が、このような機会に昔の自分を思い出すと...

 

のたうちまわっていた青春時代はどうだ?

今のような未来が想像できていたか?

いやあ...出来なかった。

普通の結婚や子育てすら有り得ないかもしれない...ぐらいに思っていたし....

ってことを思い出す。

 

つまり....自惚れるのはもちろん愚かなことだが...「もっと上を、さらに上を」ってな向上心は一見聞こえは良いものの...

そりゃあ際限ない欲望でもあるんじゃないかと...

 

難しいところだね。

難しいことなんだろう。

今に満足しててもいけないし、今に不満でもいけないし...

 

ただ...こうやって”昔”を思い出すと...

日頃文句ばっか言っている”今”は十分に幸せな日々のような気がしてきた(笑)

 

ま、あんまり変っていないというか、いまだにわかっていないというか...

目標とか進路とか具体的に設定するのが(真面目に考えるのが)苦手なんだろう。

クラーク先生には申し訳ないんだが、大志が抱けないようだ...

 

んなことよりも、目の前の問題をともかく片付けないと....

てっな、せせこましい目標しか持てなかったんだろう。

今もまだそうだ。

先週も仕事をたくさん残した。

さあ...嫌だけど...今からやるしかない...かな?(笑)...(苦笑)....(辛笑).....