小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

お若いのは若者じゃないから

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そういや先日、ようやくの「君の名は」を見た。

そして....東京タラレバ娘の主題歌の「TOKYO GIRL」のPVも見た。

 

内容の感想はともかくとして....

とっくの昔に、このような光景は「自分には全く似合わない世界」になっていることをハッキリと気が付かされた...かな?

なんだか....それは....最近のモヤモヤと、同じモノじゃないか?というような気もしている。

 

自らフケ込むこともない。

だから若さを維持してゆくというのも悪くないと思う。

が、似合わないほどの”若作り”は格好悪いというよりも、もはや気の毒な様相だと、思い知るべきだと感じたわけだ。

 

感じた...よりも”確信”に近いと思う。

何のためだかわからないが、わからなくても、街の中を走り回って、ともかく明日のためか?未来のためか?恋人のためか?何でも良いのか?

詰まる想いを抱えて、ともかく我武者羅に走り回って、疾走する姿は....

”若い”から美しい。

 

「若さの特権」

なんて言葉がそういやあったが、なくなってみるとわかるもんだ。

残念だが、自分の疾走する姿は、もはや見苦しいというか、痛々しいだろう。

「あのオッサン、もう必死すぎて、なんか、やらかしたんか?」

ぐらいに。

 

たしかに....異常なぐらいの若づくりのファッションや、若者言葉を常に駆使して、若さの追求に妙にポジティブな人も居らっしゃるが....

たしかに「老けては」見えないものの、年齢より若くは見える....かもしれないものの....

確実に「格好悪い」

 

その答えは簡単で、「似合わない」からだ。

 

少しばかり増えすぎてしまっている「努力の選択肢」のうちから一つ、

「そこはもう必要ないって」

もしくは

「もうちょっと違う方向見つけないと」

ってなことになってきたかな?

 

悪いことじゃない。

少し頭の中の整理が進む。