小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

一体どのあたりに居るんだ?

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これが自分が想定している”人生”のイメージ図、のようなもの。

そんな、真剣に研究したわけでもないし、研究するつもりもないんで。

 

当たり前だが、自分の意志とは無関係にこの世に登場した。

「してしまった」にも近いかもしれない。

が、「してしまった」以上はなんらかの活動がおそらく必要とされている。

それは何だかわからない。

蟻でも蚊ですらも、何が宿命なのかわからないまま毎日生きているのであって、人間だけがわかったようなこと言えた身分でもない。

 

ただ...

何の選択肢もなく、そのまま真っすぐ...というわけでもない。

自らの決断だけでなく、やむにやまれぬ事態での路線変更等もあって、展開は様々な可能性を秘めている。

いやいや実は栄光とは正反対の没落への近道を選んでいるのかもしれない。

 

感情的な図ではない。

ただ....こんなものかな?と。

なので「少年よ大志を抱け」のクラーク博士は嫌いだし、野球を思う存分やれて勉強のかたわらでしか野球をやれない弱小チームのピッチャーからのホームランを量産して野球愛を語る奴も嫌いだ。

 

「前向き」などとよく評されるが、この図を見れば「後ろなんか向けやしない」こともよくわかる。

時計が左に回転しないように、人生はある意味時空とともに一方向にある。

「後戻り」は絶対出来ない。

 

が、路線変更は出来る。

路線変更のまた路線変更も出来る。

それゆえの「出戻り」も可能。

 

政治家や芸能一家のように生まれながらの道をまっすぐ進んで大輪を咲かせる人も居るんだろう。

それも人生。

試行錯誤紆余曲折しながら衰退していく人も居るんだろう。

それも人生。

 

ただ...

いつまで経っても選択可能だとは思っている。

選択可能だとは思っているから散々迷うし、諦めきれずに頑張ろうとしたりしている。

 


ま、そういうこと。

 

この2年、何やってもシックリこないのは、いつの間にか、隣の進路に移っていたのかもしれない。

自分の位置がわからなくなっている、ってこともあるんだろう。