小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

ま、こんなもの

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自分が先回のように人生を考えるのは....

多分、”後悔”、が多いからなんだと思う。

現実の世界じゃや、あるものを無かったかのようにヒタ隠しにしてはいるが....(笑)

 

”後悔”は極力思い出さないようにフタをしているつもりぐらいなので...羅列したらばキリがないぐらいは出てくると思う。

 

誰だってそう、とか、そこには関心がない。

基準は「後悔したってやり直しは出来ない」という現実の掟だけ。

いや、後悔は消せないが、薄めることは出来るとは思っている。

それが”今を含めた未来の”行動だ。

 

何百万回誠実に後悔したところで後悔は濃くもならないが薄まることもない。

どうしたってやり直せない過去のことなので、「同じ状態のまま」だ。

なので、そこに努力するのはまさに時間の無駄。

このブログでも何度も自分に戒めている。

 

しかしながら、未来の行動なら何をやっても身になるものじゃない。

公序良俗に反するようなもの....でも案外実を結ぶモノはあったりするかもしれないが、やぶれかぶれや目標の定まっていない四方八方の努力はマイナスさえ引き起こす。

頑張りゃ頑張っただけ成功とはほど遠いものにもなったりする。

恋愛なんてその典型的な例かもしれない。

 

だから...考えたり、わきまえたりすることが大切なんだと思っている。

そして「後悔」はきっとその時の一つの辞書になっているんだろう。

「おっと...これはやめておいた方がいいよな」ってな具合に。

 

迷った時は「やらないこと」よりも「やっておくこと」に決めている。

迷った時は「言うこと」よりも「言わないこと」に決めている。

他の人は知らない。

自分は経験上その方が吉と出ると感じているからだ。

 

最近の世の中を見ていても「やっておきべき」だったのに「やらなかったこと」、

「言わない方がよかった」のに軽々しく「言ってしまった」ときに災いは起っているような気がする。

ま、人様のことに言及出来る立場じゃないんだが...

 

もののけ姫」という映画で、主人公はタタリ神からの呪いを受けてアザが出来る。

”後悔”は多分そんなものだと思う。

消せない。

そして、シシ神様も現実には居ないので、余計に消えない。

 

呪いのアザが暴れ出さないように、未来という時間は使うべきだと思っているんだろう。

少しでも心穏やかに過ごせる時間を本当は欲しているから。

が、そんな時間はよほどにか恵まれた奴じゃないと持たせてもらえない。

ということで、結果心穏やかに過ごそうとするがために心穏やかに過ごせない時間が増えているという魔界のような現実に居るわけだ。


ま、そんなものでしょう。