珍しい方から突然に電話があった。
用件は大したことがないものだったが....久しぶりだったこともあり、少しの間話を進めた...
特別に今の状況を吐露したつもりはないのだが....なんとなくにわかるのだろう...
励ましのような、ヒントのような、そんな言葉を二ついただいた。
一つは...
「楽しくない時のが多いのは普通やで、楽しい時が多かったら、楽しいことの有難みはわからんやろ。」
というもの。
その通りだろーけど...楽しい時のが多い方がそりゃいいよな...と。
もう一つは...
「迷った時は原点に戻れ」と...
意味はわかった。
わかったが...じゃ、俺の原点って何?どこ?どれ?.....
本当にわからない。
いや、そんな「自分の原点」なんて考える必要もなかったのか?考えたこともなかったし...そんなことに思いをはせるぐらいなら、少しでも明日の、来年の、将来の、不安を削ることを考えることに時間を使うだろうにさ....と。
が、
言われてみれば、俺の原点って何?
せっかくの良いお言葉いただいても、戻る原点すら持ち合わせて居ないときは...
一体どこに戻れば良いんだろうか?と....
昨日は別の友人からも久々の電話があった。
大きな屋敷を売って小じんまりした生活にするらしい....
「はてな」で書くようになってからどれぐらいになるんだろう?
4,5年か?
一生からすればわずかな期間なんだけど...
それでも購読させてもらっている方々の人生もずっと同じという人は珍しい。
むしろ...自分よりも変化していらっしゃる方のが多い。
相次ぐ大企業の不正会計や偽装データ問題、教育関係なのに、ですら補助金詐欺や違法入札...神様に通じるはずの神社や大相撲までもがキナ臭い不祥事だらけ...
「いざなみ景気を超えるかもしれない」ぐらいの好景気は真面目にやってちゃ感じられないってことなのか?
それとも....
俺には原点すらわからないのだから、道が見えないわけなのか?
マジに思う。
原点ってどんなもの?
どこにある?
何十年も生きてきて...
それが無いから俺は空振りだらけなのか?