小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

心の準備

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仕事の最中とかにブログのネタを思いつくことが多い。

そんな時は即座に書きとめておくようにしている。

今日もそうだった。

 


が、何で仕事中なのかと考えてみたときに....

自分のブログのネタは自分に向けてのものだということを再認識した。

 


誰かに喜んでもらおうとか、

誰かに感心してもらおうとか、

誰かの声を期待して...

「書こう」

...という衝動が起こっていない。

 


「自分に向けて言うべきことを、確認しておいた方がよいだろうことを....”忘れないように”書いておかなければ...」

ってなところがスイッチになっている。

 


しかし、一体何のために?

と、もう少し考えてみたらば....

 


自分のブログは、これから先に起るであろうと予想できる悪い事態への心の準備のようなものかと思った。

他の人はどうかは知らないが、自分は悪い事態には「なって欲しくない」ので、どこかで「悪い事態が来ない」ことを期待している。

相当に”来る確率”が高まっていても.....「ひょっとしたら運よく来ないんじゃないか?」と望んでいる...ということは...

ある意味そんな事態に対処できる方法を考えることから逃げている。ということだ。

 


そもそも”悪い事態”なんてのは、予想して相当に準備していたとしても動揺し、右往左往するもんだ。

なら、せめて「心の準備」というか「覚悟」ぐらいは整えておいたほうが被害が少ないんじゃないかと....

 


いや、仮に良い事態であっても、人間なんて、簡単に自惚れたり、有頂天になったりして、ロクなことにはなってゆかない。

ならば覚悟の出来ていなかった”悪い事態”なんてのに襲来されるなら、そりゃあ相当に取り乱したりしてしまうのではないだろうか....

 


そんな事態でも平然としていたい。

までは言わないが、出来る限りは動揺を抑えたいとして....

「心の準備」ぐらいはしておこうか....

のための「思いついたこと」が多分自分のブログのネタのようだ。

 


と、実は、ここまで書いている間に、今日見つけたそのネタっていうのは忘れてしまったんだが...

 


ま、そんなもんだ(笑)

 


予想出来ていた事態が起こっただけのことなのに....

それが良いことならば恥ずかしいほどに有頂天になり、

それが悪いことならば、みっともないぐらいに取り乱す。

そのふがいなさ、

その心得のなさ、

その幼稚さ、

に懲りてきたんだろう。

 


だから、とりあえずの方法として、「自分への戒め」が見つかったとき

それをネタとして、ブログにそれを書きとめているということなんだろう。

 


そりゃあ他人様が見ても面白いもんじゃないよな(笑)

でも、公共の場所をお借りして申し訳ないんだが...

自分にはこれでも役立っているように思っている。