小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

「悪い予感

 

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...がする」....なんていうと...「縁起まで悪くなるからやめてくれ」と言う人がいる。

が、有名な預言者でもないたこんな私の”予感”程度で今後の世の中なんて変わるわけがない。

むしろ”そんな戯言”と、聞き捨てられないのは....思い当たるフシがあるということじゃないのだろうか?

なら...早くに対処の準備に入れるということにもなるのだから、決して縁起の悪い告知でもないだろうに....

 


でも...悪い。

となってしまうのは、恐らく...”気分が”悪くなるということなんだろう。

そう、誰だって”悪い気分”にはなりたくない。

仮にその先に不幸が待っているとしても、困難の無い人生なんて有り得ないとわかっているとしても...

それでも、”せめて今だけでも”いや”だからこそ今だけでも”「穏やかな時間にしていたい」となるんだろう....

 


が、仮に、悪い予感に蓋をして、感じなかったことにするのは簡単。

そしてわずかにでも”穏やかな時間”を伸ばすことも可能だろうが....

自らの脳裏から消し去った”悪い予感”が不意打ちのように現実となり、困難に陥るなら、「もっと前から準備しておきゃよかった」とはならないんだろうか?

 


”悪い予感”がハズレていたらば、それでいいではないか?

犠牲になるのは、「自分だけの重い気分の時間」だけのこと。

そ知らぬ顔して毎日を送れるなら、誰に迷惑をかけるわけでもない。

とんでもない事態が突然訪れてパニックになって、その後修復できないほどになってしまうより、重い気分で用心していて傷口が浅い方が、長い先には”救われる”ことにはならないんだろうか?

 


つい先日も「悪い予感がする」と言っていたんだが....

それがさらに悪くなる。

さらに期間が長くなる。

そういう予感がする。

個人的なことを言うならば、半年程度の我慢で済むかと思っていたことが、2年いや、3年覚悟しないといけないかな?という事態になるだろうの予感だ。

 


そりゃあ面白くないに決まっている。

決まっているが、私の心境や事情など世の中が考慮するはずもない。

仕方の無いことなんだと思う。

こういうことは。

 


まあ、努力出来ることとしたらば....

「辛そうな顔しない」ってことぐらいいだろうか?

案外単純な対処法しかないと思っているんだが....

これがなかなかに高度な技なんだよな。