小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

「なんとかできねえのか、その容量の小さな脳みそはよ」(麻生談)

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今となっちゃあ自分でも不思議なんだけれど....

20年ほど前まではメモを取るような生活じゃあなかった。

 


「頭が良い」と自信を持っていたからじゃない。

頭に入る程度の予定しか必要としなかったからだ。

 


が、井戸の中が全てだと思っていたからこそ「それで十分」だと思っていただけのことで、井戸の外を見てしまったらば....

 


....そんなところから、我武者羅に予定や所用を増やしてみたなら...

そらもう覚えきれないぜよ....と。

 


頭の中が整理できなくて....数々の大失敗を繰り返し、数々のチャンスも逃してきたんだと思う。

あまりにも用事を抱え込み過ぎて、頭の中が常にパンパンで...

昔で言うなら、小さなメモリとハードディスクが常にフリーズしっ放しで...

それがさらに焦りを生んで....

 


という事態になっていたんだろう。

そこで....地道にメモを取るようになった。

方法は変遷してきている。

パソコンの中、ボイスレコーダーの中、コピー用紙の裏、ダイアリー、ティッシュ箱の裏なんてのもある。

”2chまとめ”ならず”メモまとめ”なんてのもある。

 


そんな生活が20年。

単なる”覚書”もあれば、”今すぐにやるべきこと””今すぐではななくてもいつかやるべきこと”等々、時空と必要度でジャンル分けしたものもある。

もちろん済めば、削除する。

それはそれで非常にスッキリして精神的にも良い。

が、削除されずに残っているものは、もはや見返せないほど膨大になっている。

 


一応....

主軸としているメモ達があり、それらだけは月に何度か見直すようにしているが、それ以外の覚書は「二度と見ることの出来ないメモ」になっていて、そりゃまメモの意味が無いだろう状態なわけだ。

 


暇な時に整理すれば....と思われるだろうが、そんな時にじくじく独りこもって「自分がかつて書いたメモ」の整理なんかに時間を使いたくない。

いや、そうやろうとしたこともあるんだが....

”過去のメモ”は「今となっては」非常に役立たずな場合が多く、「何でこんなの書いてたの?」ってのに愕然としてしまったりする....

それを...わざわざ見直して...消す...ってな作業に...積極的には時間は使えないよなぁ...とか。

 


残念ながら....これが自分の頭の中なんだと思う。

調子が良かったり、酔っ払って細かなところが見えなくなっているような時は、「問題なし」と大きな気分になっているが

いざフン詰まると、未整理状態の情報の山を前にして何から手を付けてよいものやら呆然としてしまって....

 


とりあえずブログでも書いて一呼吸を置こう....

 


とか、やってんじゃねーよ的行動をとっているんだろう....

 


ここんところの自分はかなり煮詰まっている....上に....「悪い予感」に加え「さらなる悪い予感」がしているのだ。

なんとしても頭の整理を進めねば....

 


そういう意味では....

やっぱり佐川さんは自分とは比べられないほどに頭の容量が大きいのだろう。

もったいないよなぁ....それほどに優秀な頭脳...もう少し違う方向に使えば良いのに....