小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

本庶佑さんからの話(2)

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そこからの比較で自分を見てみるなら

現在の自分がどうしてここに居るのかもよーくわかる。

それはもう”居るべくして居る”ようなものだ。

人生はやっぱりそうなっている。

なのにその位置に不服を感じる俺や親父はどこか自己評価が狂っている。

 


たしかに少々は頑張ったこともあるのかもしれない。

だから最低ではない....と、思う....

でも、やっぱり”少々”頑張った程度。

 


親切な気持ちが無くはない。

が、思いやりが強いと言えるようなところまででもない。

良い人と思われたい姑息な程度?

だからそんな程度。

 


突発的にまあまあの成績を出したこともある。

が、平均したらしれている。

やれば出来る?

”やろうとする能力”が備わっていないだけのこと。

だからこんな程度。

 


小さな小さな集団の中では運動も出来た方なのかもしれない。

”評判だけ”

結果は?

日本一という結果すら?

...残したことはない。

 


全てにおいて....

平たく言うなら「しれた程度」。

ただ....御世辞のネタぐらいの長所ではあるようで...

そんな”ホメ言葉”を真に受けただけのこと。

なら、結果も「しれた程度」で、むしろ上出来なぐらいだ。

 


それをかなり「出来る方だ」と勘違いしてきた....

そんな、これまでの人生に後悔がないと言ったらウソになる。

が、後悔してもしょうがないほどに、あれもこれもが「不出来な自分のせい」だということを、

本庶佑みたいな人が現れると....

よーく思い知らせてくれる.....と言うわけ。

 


なんだか、不思議だけれど、少しスッキリさせてもらえたりする。

改めて....「あー凡人なんだな」と肩の力が抜けたりする。

並のくせに気張っていた自分が恥ずかしかったりする。

いや、俺と同じく”凡人のクセ”して....

安倍総理をコキおろし、貴乃花をコキおろし、高橋吉伸をコキおろしている父親は....

一体何様にまでなっているのかと恐ろしくなってしまう。

俺も...そう覚醒してしまっている時があるんじゃないだろうか.....

 


いや....自惚れるぐらいだから、ありえない挑戦も出来てきたんだ....と言ってくれる人も居るんだが....

それも否定したい。

それら自信があるかのように見えた挑戦は....

”フザけられる範囲”でのこと....

真剣な場所での挑戦じゃない。

自惚れと自信は全く違う次元だ。

 


まあ....ただ....並の割には上出来なのかな?と思ったりはする。

それは....”単に運が良いだけ”の分だろう。

気が小さな分だけ、無意識のうちに防いだ失敗ってのもあるんだろう。

 


ありがとう本庶佑先生。

さすがは医者だ。

こんな私さえも遠隔操作で直してくれる(笑)

 


少しスッキリしてきた。

まだまだ予想円は小さくならないが....

少しながら方向性が見えてきた。