小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

しょうがない2

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ごいさんのブログにはコメ欄がない。

なのでなんだかおかしいんだが...自分のブログにそのコメントを書くしかない(笑)

 


先の自分の記事に矛盾するかもしれないし....

ごいさんには失礼な話かもしれないが....「しょうがない」を読んで、根っこの考え方に似たようなところを感じている。

 


たしかに....「しょうがない」は言い訳のようなところがあったり、自分を正当化するようなところがあったり、自分を甘えさせているのかもしれないけれど....

では....「しょうがなくない」んだったらどうなる?

それは、粘り強く諦めない根性の持ち主なのかもしれないが....

執拗で嫉妬や憎悪に覆い尽くされた人間性を憑依している場合もあるんじゃないだろうか?

 


自分は...「そっと置く」という言葉が好きで....

どのような使い方が正しいのかは知らないが....

「そっとピリオドを打つ」...のように理解している。

山口百恵さんが引退の時に歌い終わってマイクを置いたのがそんな感じ。

 


達成して...「やったぜー」なんて終わり方は最高なのかもしれない。

完走して....「お疲れ様~」と皆に慰労される終わり方が理想的なのかもしれない。

でも....勝者で終われる結末ばかりじゃないだろう人生は。

 


思いっきり、正々堂々と戦ったのに....

完璧なほどに負けてしまうこともある。

最後の引退レースで0.01秒差で負けることもある。

それらは諦めずに「もう一度挑戦しなければならない」のか?

 


「しょうがない」

 


は、そんな時の最高の褒め言葉じゃないか....

と自分は思っている。

最高の落ち着け方....つまりは....「そっと置く」....だ。

 


逆の使い方もある。

努力を怠っていて....

楽勝と思っていたテストに落ちてしまった....

そりゃあ...「しょうがない」だろう。

自分の努力不足なのだから...

「誰のせいにもしちゃいけないよ」の「しょうがない」だ。

悔しかったら、もう一度やり直せ。だ。

正反対の使い方かもしれないけれど...

後悔に時間を奪われるよりも、リセットして”再挑戦”への合言葉にはなろう。

 


「しょうがない」は諦めの言葉ではないと思っている。

むしろ醜い姿に変身しないためのリセットの言葉だと思っている。

「それ以上執着心を出してしまうと醜い姿になってしまうよ」と。

 


....どんな方向へでも、どんな歩幅でもいいから....

「次への一歩」を踏み出そうとしてこそ、だ。

そこにつながってこそ、「しょうがない」は爽やかな言葉に昇華する。

 


...じゃない時は....単なる惨めな慰めにしかならないだろうと、そんな使い方はしないように気をつけている。

 


自分はこう考えているんですが....

ちょっとややこしいですか?ごいさん(笑)