小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

そもそも自分が出来ないくせに

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小さな頃は少しばかり優秀だったようで....

○○委員なんてのをやらされたりした。

担任は何かあるとこう言った。

「アナタはリーダーなんだから、自分のことよりもまずはうまく出来ない子のところから心配りをしないと....」

 


たまたま長男に生まれ、親戚中でも初孫だったからか....

「お前は年長者なんだから、自分のことよりもまず....」

 


ずっと言われ続けてきて....なんだかそんな能力者であるような錯覚も身についていたように思うんだが....

 


よくよく考えてみれば、それは俺がデキる奴って前提で、他の奴より優秀な奴だと「自分で自覚しろ」ということなのか?

それは「自惚れ」とは言わないのか?

 


さらには「本当に俺はデキる奴だった」のか?

「デキるように見えただけの奴」だったならば、人のことよりもまずは自分がデキるようにしなきゃならなかったんじゃないのか?

 


今は答がわかったつもり。

あの程度の俺がデキる奴なわけがないだろう、と。

いくら先生や親にそそのかされても、勘違いしちゃいけないだろうに、と。

 


誤った評価をアホが真に受けてしまっから....真実に気がつくのが相当に遅れてしまったようだ。

おかげで、こんな遅まきになった今頃に、「まずは自分が出来るようにしないと」って努力しなきゃならなくなっている。

 


先生や親を恨みはしないけど....

「人のことをどうのこうのと言う前に、まずは自分のことぐらい自分でできるようにしないといけないだろ」と。

もうちょっと正確に分析して欲しかったな、と。