小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

当初の「小舟から」はほど遠い

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そこから7年....

たかだかの7年なのかもしれないが...

ブログにも自分の正直な心情を書いてきたからに他の時期に比べたら随分と中身の濃い7年だったと思う。

平成で言っても1/4の期間なので決して短い期間ではないだろう。

 

年齢的なこともあるんだろうけど....この7年でどうやら随分と変わったようだ。

ある意味ブログは書きながらではあるけれども....

無我夢中で突っ走ってきた。

本当に忙しかった。

 

10年前のリーマンショックで諦めかけた自分をなんとか立て直し、

7年前に動揺した父親失格者をなんとかいっちょまえに見える父親に修正し

2年半前に「これはもう本当に諦めた方が犠牲がないよね」からもあえて粘り続け

た現在は

立派な姿になっていればよかったんだが....

オスカー・ワイルドの幸せの王子かハウルの動く城の終盤の姿のように

ボロボロになっている。

恰好つけてきたほど余裕は無かったってことだ。

 


「小舟から」というタイトルは、何度かの復活を果たして

それでも「うぬぼれちゃいけないぞ」の忠告もふまえて

「小さな船からのスタートの気持ちでいるんだぞ」

の警告なんだが...

 

小さな船どころか

ボロボロの泥船でいつ沈むかわからないものになってしまったわけだ。

 

このことについての反省や後悔はもちろんある。

あるんだが....現時点じゃ今言ったところで仕方がない。

なんせ沈んで終わってしまうかもしれないので。

 

少なくとも生き残る必要がある。

船じゃなくてもいい。

場合によっちゃあ航海を終わらせてもいい。

ともかく生き延びる必要がある。

 

そうそれはもう「小舟から」の心境にはほど遠い。