小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

もともと「小舟から」というタイトルは....

f:id:okutavianus:20190204085344j:plain



 

社会でも、仕事実績でも、家庭においても.....

まあまあのベテランの領域に入った時期、同年代の振る舞いを見て....

「俺もああなっているんかな?」と思うところから付けた。

 

充実期とでも言おうか....多くの責任を任されるような年代になって....

自信ならばまだよいけれども....”過信”にかなり近づいているんじゃないかと....

 

嘘やハッタリも混じっているのかもしれないが....

同窓会やクラス会でよく聞く”武勇伝”....

そして俺も知らずのうちに吐いているんじゃないか武勇伝を....と。

 

「そんな....誰も実際には見てないからと言って....そこまでのもんじゃないだろう....」

「いい気になるんじゃないぞ」

戒めを込めてのタイトルだった。

 


まだ、大きな船を手に入れたわけじゃないだろうに。

そりゃあ学生の頃よりは大きな海での航海に出たのかもしれないけれども.....

お前の乗っかっている船は....いまだちっちゃな小舟であって....

そんなんで広い海原に出てしまっているんだから...

よっぽどか何かあったらすぐに沈んでしまうんだぞ....

の”戒め”からの「小舟から」だった。

ロマンチックな意味など一つもない。

 

まあ、結局は本当に転覆しそうにもなっていて....

大きな船どころか....以前として小舟に、しかもしがみつくようにまでなってはいるだけれども....

 

今後さらに大きな船を手に入れることはもう無くなった。

いやさ、長年愛用してきた小舟さえ手放さなきゃならなくなっている。

いや、小舟だけじゃない。

乗組員も関係者も

一人一人と離れていっている様なのだ。

「このままいったら最後は俺一人?」

ってな状況の入り口なの?ってことになっている。

 

それなのに....

「小舟から」....

はもうない。

 

ただ....このような心境や状況にピタっとハマる言葉が今のところは全然思いついてこない。

こないから....

「小舟から」

のままなんだが.....

見つかった時には

タイトルは変えたいと思っている。