小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

モラトリアム人間

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「気持ち的にも」

随分と若ぶってきたんだけれども....

それにも魂胆はあって....

 


簡単には諦めない。

年齢のせいにはしない。

言い訳しない....

等々

自分に鞭を入れるためだった...

 


が、ここ数年、それはなんだか通用しなくなっていた。

 


理由はいくつか考えられる。

・もともとそんなイカサマな方法は通用しない。

・鞭を入れても反応するだけの体力が無くなった。

・鞭を入れている場所を全く勘違いている。

などなど...

 


ま、全部当てはまっているかな?

 


いや、「若さを保つ」ってことは悪いことじゃないんだが....

だからといって「未熟さがかわいらしい」ってことではないんだろう。

いつまでも若い=いつまでも青春=いつまでも未熟

のままでいい.....のような”甘え”の殻を脱ぎ捨てる成熟がなかったようにも思う。

 


奇しくもバッチリ

モラトリアム人間の時代 / 小此木 啓吾

の世代だ。

 


この本を読んだ青春時代には....


「えっ、見つかっちゃった?俺のコト?」


と素直に思ったもんだ。

 


でありながらも....

実はずっとここまで

モラトリアム人間のままで生きてきたように思う。