小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

100年生きるための出し惜しみ人生

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「軽く、楽に、楽しく」

ってのも重要な下り坂のカギだろうとは思っているんだが...

もう一つ重要なのが....

「いつ死んでもいいように」かな?と思っている。

 


まあ以前からそんなところはあるんだけれど....

今回改めて自分の年齢を見直したようなところもあって....

そんなにも「死期」は遠いものじゃないと思ったからだ。

いや、自分の想定しているほど遠くにはないだろうと思ったからだ。

 


人生100年時代は誰が言っている?

誰が囃し立てている?

おりしもこのような状況の中、東北地方の現状が報告されている。

60歳で孤独死の方も居られるようだ。

そういった方々に「100まで生きられますからね」なのか?

 


どころか....「この30年以内に確実にまた大きな地震が東北地方を襲います」

などと平気で言っている奴が居る。

 


科学的にはそれが真実なのかもしれない。

それに対処するよう促していただいているのかもしれない。

が、それは同時に「100歳まで、東北地方に住みたいのであれば」

「100歳まで何度も地震津波と戦わなければならないのですよ。」

と言っているようなものだ。

そのような100年は一体誰にとって有難い?

 


話は横道にそれてしまったが、

100歳ってそういう次元だと思っている。

 


100年時代というならば、そういう方々を頻繁に見かけてもよいはずなんだが....

現実の世界じゃあテレビの中でしか見たことがない。

いいや90歳オーバーすら怪しい。

頻繁に市中に出回る方なんだが....市中には90歳以上は居ないのか?

多分....あまり居ないんだと思う。

というか....今のところ居れない....んだと思う。

 


そう睨んでいたならば....

健康寿命は72歳です」

なんてのが出てきた。

その差30年って.....どういう指針なんだ。

これもまた「都合の良い数字を採用か?」

 


「100歳時代」を庶民に強く意識させたいのは、またどうせなんたら行政で破たんを隠ぺいしたいような省庁やら、その補完的機能を狙っている外資の企業なのか?

そもそもどうして外資の保険屋が霞が関周辺に居座っているのか?

近過ぎやしないかね?

 


まあいいや....

人生100年時代なんだから.....

健康診断に金掛けて、万全の態勢で食事に運動にサプリにマインドコントロールに金掛けて

で、「まだまだ100年は長いよなぁ....」と過ごしていたらば....

案外すぐそこに死期が迫っていたりして.....

「まだまだ先は長い」からの出し惜しみ人生に慈しんだことを

死の直前にものすごく後悔することになるほど哀しいことは....ないんじゃないの?

 


「いつ死んでもいい」

なんて人生もロクなもんじゃないとは思うけれど

それよりは後悔が少ないような気がする。

 


なのでどっちかっていうとそっち派。