小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

戒め十四番の三 運を呼び込む心得編

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けっこう資格も取得した。

まあ、役に立っていないということもないのだけれども....

が、正直さほどの効果でもない。

 


「細かなこと」とていまだ全然出来ているには至らないんだが....

それでも以前よりは意識もしていて....

無視しそうになったときは、やり直したりもしている。

 


その根底にあるのは....

前回も書いた....カンタンなことも出来ないくせに

大きく難しいことなんか

出来るはずがないというもの。

 


例えば....

自分には小説家になろうというような野望はないんだが....

小説家になろうと言う人が、毎日のブログや日記が書けないでは無理だと思う。

日曜美術館を拝見していると

大体の画家は膨大なスケッチを残している。

1万点、2万点のスケッチを合わせて一つの作品がようやく出来るように。

 


そういうことは小学校の図画工作の時間に教えていただきたかった。

2時間の間に「早く題材見つけて完成させたもん勝ち」が美術だと思っていた俺は

即興の似顔絵を上手くなろうとしていたようなもの....

大きく勘違いしていた。

 


ホリエモンもいい事言っていた。

「英単語の一万語も記憶できなくて....文法とか...並べる単語のイメージが沸かないのに、どうして理解できる?」と。

 


「大きなことはいいことだ」の時代の日本は....

優秀な人ってのは「ひらめき、思いつき」に突拍子もない才能があって....

だから大成功を収められるものなのだと....

 


違うと思う。

その前提として....

細かなことが当たり前に数多く身についているだけのことだと思う。

普通の人がつまらなくて、苦しくて出来ないことであっても。

 


そういうことは生活全部に関係してくると思う。

つまり....人生すべてに影響してくると思う。

なので簡単に言ってしまうなら

そういうものが「運を呼び込む心得」

じゃないかと思うのだ。

 


整理整頓なんかもそう。

ゴミ屋敷を未然に防ぐためなんかじゃない。

整理整頓するから

その後の生活がスピーディになり楽にもなる。

そして余った時間にまた進んでいくことも出来る。

 


探しものに時間を奪われ、

何度も買い直すために出かけ

時間もお金も浪費する。

そりゃあもう

自ら運も捨てているようなもの。

 


運を呼び込むってのは風水や占いじゃない。

ある意味

「運が逃げないような生活の仕方」に自分が気をつけること。

 


それは多分それほどに難しいことじゃない。

誰も、気をつければ、簡単に出来ること、なのに.....面倒臭がってやらないという....

 


怠惰な精神

 


から起こることなので....

そりゃあ運にも見放されるわ

 


と....毎日のように実感継続中なのだ。