「下り坂の人生」を意識するようになって3か月にはなるんだろうか?
冷静にジャッジするなら今のところ順調だ。
順調?という言葉は適切ではないかもしれないけれども....
「まだまだ上を目指していけるように錯覚していた頃」と別段結果に差が無いように思う。
今のところは「下り坂」とか言っちゃってても、ネガティブな状態に落ち込んでいるわけじゃない。
じゃ何が違うのか?
気持の問題?
心の状態?
逆に、”焦り””空回り””大袈裟””誇張””興奮””怒り”等々.......
そういうものが少なくなったように思う。
変わって増えたのは.....「しょうがないな」....かな?
でもそれは何か悪い状態なんだろうか?
......よくわからないままに、そこに最近は「ひとり」というテーマが加わった。
「孤独」と言い換えても構わないだろう。
「下り坂」「しょうがない」「孤独」.....新聞紙上を賑わす「高齢者を言い表す代表的な表現」のようだ。
「寂しい老後が待ち構えているんだぞ」の脅しのキーワードだ。
それを三つも揃えてしまうなら....
相当にショボくれた毎日になっていてもよさそうなもんだが....
別に正直....全然そうはなっていない。
自嘲気味に「下り坂」とか「孤独」とか「しょうがない」を覚悟はしているけれども....
特別寂しい人生になっているようには思えない。
良いということもないけれども....
極めてフツー
だ。
俺の日常は極めてフツーなのに.....
俺の周りにある新聞や週刊誌やテレビやネットは
平穏な日なんて一日もないかのように毎日大騒ぎしている。
大地震の予兆だ、津波だ、台風だ、猛暑だ、大雪だ.....は以前からも聞いていたけど....
ゲリラ豪雨だ、竜巻だ、雹だ、霰だ、砂嵐だ、花粉だ、PM2.5だ、雪崩だ、スリップだ
不景気だ、覚醒剤だ、放火だ、殺人だ、殺人ドライバーだ、盗撮だ、DVだ、ハラスメントだ、
詐欺だ、淫行だ、不倫だ、浮気だ、脱退だ、リストラだ、削減だ、
毒だ、ストレスだ、内臓脂肪だ、高血圧だ.....
果てはミサイルだ、原子力爆弾だ......か?
多分.....挙げ続けたら365以上あると思う。
「今日も一日穏やかです」
「今年も大したことなく平和です」
なんてこと「どうして絶対言わない?」
みんなそれを望んでいるのに。
「この国は毎日毎日不安ばかりで大変なことが今にも起こりそうなんですよ。」
「その上に老人には”下り坂”で”孤独”で”しょうがない”未来が待ち構えているんですよ。」
この国は毎日大変で平和な時など無い国らしい。
「便利な道具を買って準備することです」
「たっぷり保険に入って備えることです」
「塾に通って人の倍勉強することです」
「.....山ほどある未来の不安を一つでも減らしたいのであれば....
たくさんのお金を投入した人から取り除けますからね。
なんせ、日本は資本主義なので。」
って言っている?
パンとサーカスのサーカスって...
「こういう手法もあるんだな」と思わされている。
不安や恐怖の回避ってお金を投入するこじゃなく、考え方や覚悟ひとつでどうにかなりそうなこともあるだろうし
というか、お金を払っても本当のところは解消できないこともあるだろうし......
資本主義は.....
ともかく毎日不安で、不便で、恐怖が世の中にないと維持できないかのようだ.....
あっ、全然話は変わるけど....
昨日靴捨てました。
とりあえず捨てたモノカウント「1」(笑)。