小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

さあ今日は何を捨てましょう。

f:id:okutavianus:20190529094808j:plain


あれから.....

急に始末に燃えだし.....

リサイクルショップに「23」を放り込んだ。

断舎離ポイント合計「26」

 


しかし....いかに”使用済み”とは言えども....

もらったわけではないので....

「26」買ったモノを捨てたわけ。

 


アホさの証拠隠滅と言ったところか。

 


それほどにアホな自分だが....何度も言うようにここんところは平穏だ。

いや、事態は残念ながら平穏じゃない。

むしろ悪化し続けているから、行動は大変だ。

でも....”その割”には心境は平穏だと言うこと。

 


答えは決まっている。

「下り坂」を飲みこんでいるからだ。

いや、

もう少し正確に言うと.....ほとんどのマイナスを「しょうがない」で流しているからだ。

 


「下り坂」も「孤独」も「人は人」も.....思うようにならなかったことは全て....「しょうがない」で一旦終わり。

それでも気が済まないのなら、そう思った時からもう一度考えればいいかと。

 


オリンピックが近づいている。

テレビはやたらスポーツ特集ばかりになってきた。

なるほどそういうことなのかと思う。

動員なんか要らない。

こぞってスポーツまるけにするならば、素直な国民はまるで動員をかけたようにオリンピックに群がり、応援するだろう。

「勇気をもらう」

とか言っちゃって。

勇気をもらって何処へ行く。

突撃でもしに行くか?

 


「大志を抱け」

「退路を断つ」

「いつもみんなのことまで考えて」

 


そんなに大袈裟でなくとももう少し控えめで良かないか?

 


小学校の低学年の頃から

美しい言葉を述べる教育者どもに辟易としていた。

(自分らの素行も姿勢も違うくせに)と。

丸見えだった。

 


もう、顔に出ていたんだろう。

毎日というほどに殴られた。

顔じゅうマジックで塗られたこともある。

登校時から16時まで職員室で立たされたこともある。(今なら問題だろうけど、オレは立っていられたという体力を自慢したい...笑)

アホなので気がつかなかったが....

ま、「見せしめ」という奴なんだろう。

 


でも、、恨みは全くない。

当たり前だが感謝もない。

 


自分の未熟さや間違いを力で封印しようとする奴らからはどうせ逃げられないので、

やられっ放しで淡々と見る癖がついていたから。

親父の手法がそうだったので。

 


このような大人が「強そうな奴」に向かっていった光景は見たことがない。

まあ、そういうことだ。

立派な事を言う人ってのは。

 


「子供相手だからこその”力任せの指導”をするような”卑怯な”奴らなんて普通にやってりゃ大人になれば抜かせると思っていた」から

恨むほどに意識もしないし、尊敬もしないということだけ。

いわゆる意識の範疇外なので、こうやって突如の回顧の機会でもない限り思い出さない。

 


だから体罰禁止という要望もない。

教育にそれほど崇高な概念も無いし、じゃあ世の中から「悪いこと」は完全に無くせるのか?と言えば「そうはならない」と思っているから。

学校の外には体罰以上の酷な場面が多々あるだろうに。

「逃げ場がない」

って場面は現実の世界じゃ山ほどある。

そこが「大志」で救えるのか?ということだ。

だから”口先だけの理想主義”でうまく行かなくて殴っちゃう?

ってな奴は学校の外にも大勢居るので、慣れておいた方がいいだろうと。

 


「下り坂」が案外に気持ち悪くないのは....

そういった”勇敢な言葉”にそそのかされなくなったからというのもあるのかな?


その心境は....なんだか妙に懐かしいし、妙に清々しい。

 

 

ということで、今日も何かまた捨てましょう!