小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

「腹積もりは決まった」

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自分じゃもう少し確認すべきことがあるんじゃないか?とも思うんだが....

「期間の利益の遺失」というものもある。

80年慎重に確認作業に従事して一歩も踏み出せない人生ってのも.....

 


というわけで取り合えず....右も、左も、上も、下も、前も、後ろも確認してみたんだが....

全ての方面を見た時のバランスも含めて....

「この道しかない」

という結論には到達した。

 


成功の確率は自分の願望を100とするなら

最高で110

最低は30というところだろう。

 


ゼロは無いと思った。

安全策を重んじる自分だからこその決断だと思う。

 


こういう場合に格好をつけるべきじゃない。

それはここ20年で身に付けた術だと思っている。

頑張ることは大切だけれども....

脳力にも、体力にも、精神力にも、限界はある。

ないのなら....とっくの昔に世に出ている。

能力以上の頑張りが出来るのは....

漫画かドラマぐらいなもの。

生身の人間は....

壊れる。

 

 

その程度の能力のクセして....「デキる奴」と思われたいがための吹聴に走るなら....

まさに自分の親父と同じになるだろう。

脳内の「出来る」は単なる過信に過ぎず、現実の「出来ない」露呈に耐えきれず.....誤魔化しまくり、逃げまくり、それをも通用しない場面じゃ、いい歳こいて泣きわめく。

 


ここまで頑張ってきて....

そんな気持ちの悪い人間になるべきじゃない。

DNAを断ち切るべきだ。

未来ある後進のためにも。

 


神様は偉いもんだ。

こんなフザけて傲慢な半生を生きてきた自分にも

種族をつなげる一員として....

悪い遺伝子を残さないような働きを与えているんだろう。

 


「この時のために」

様々な経験があったのかと....

 


「どんな結果になるのかはお楽しみ」

な~んて軽く言ってみたいもんだ。

今の自分には決断で目一杯。

「....あとは逃げずにやってみるだけ。ふ~。」

 


ぐらいの格好悪いことしか言えない。