小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

絶好のチャンスなのに....

 


「幸福」は....

どちらかと言えば「成功」のムコウ側にあるものだと想定していた。

どんなジャンルにあるにせよ、「成功」を勝ち取ってから...."やってくるもの"なんだと決め込んでいた気がする。

 


そういう意味では「大志」を抱けば「成功」にも近づき、結果「幸せ」をも引き寄せやすかったのかもしれない...

 


が...度重なる挫折によって....「大志」によって得られる「幸福感」は「成功して”こそ”のもの」。

”失敗”や”未達”ならむしろ大志は「野望」にも置き換えられ....

幸福感どころか挫折感や脱落感に覆われてしまう。

 


大人になるにつれ...”経験”は決して”理想通り”ではなくなり...

「失敗を多く重ねること」にもなるんだとの現実感を知れば....

 


あんまり青らしい野望は抱かなくなる。

 


そもそもに...

花一輪を大切にし、一つでもゴミを拾う行為を「大志」とは言わない。

そこいらからすると...

今流行りの「桜を見る会」はわかりやすい気がする。

 


実はけっこう「桜は散っていた」らしい。

じゃ....

何のための...

 


”桜”なんか見に来ていたんじゃない....ってことだ。

 

 

大体に、大志を夢見、野望を腹に抱えた奴らが....”花”なんかで満足するはずもない(笑)

 

 

”サクラ”の仲間入りをしたくてしょうがない奴らにしたらば....「どんな”サクラ”が居るものなのか?」「そもそも”サクラ”はどんな奴らなのか?」....を知る絶好のチャンスだと...

ウキウキ様子を伺いに来ていた会なのかもしれない。

....なんだかウーマンラッシュアワーの村本論みたいだけど....

 


昔からあった風習だ。

庶民には「万民平等」を訴えながらも....

「”庶民”よりも....”上”の位に位置しませんか?」

まさに「招待状の届く人間になりたくはありませんか?」

と心をくすぐる”昔からの”権力者の常とう手段だ。

 


何千年も”コレ”に庶民は引っかかる。

やる気があって、有能で、いわゆる向上心の強い者がひっかかる。

 


ここ十年の「桜を見る会」の全員のビデオでも流してもらえるといい。

問題の総理夫妻なんて当たり前に映っているんだけど....

 


”どんな奴”らが「向上心のあるサクラ」なのか....

一目瞭然なので、ぜひとも心あるお方は YOUTUBE あたりに流していただきたいものです。

 


白黒ハッキリつけよう...てな大それた目標があるわけじゃあありません。

そんな奴の...

”顔”が見てみたいだけです(笑)