小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

ゴルファー認定失格者

 

 


もうかなり前にもなるんだが...

”練習だけ”は続けていたゴルフを完全に辞めたのもそんなところから...

 

控え目に言わせていただくなら....

「私目のような分際が立ち入る場所ではない」

を”確信”したから。

 

いやいや「コースはともかく練習場なんてそんな大げさな場所ではないでしょう。」と言ってくださる方々もいらっしゃるんだが....

”段階”の問題じゃない。

ゼロサムだ。

 

若い頃はよかったのだ。

いかにも時間が余っていた。

多少の無駄や寄り道もご愛敬。

むしろそこでの収穫だって期待できた。

 

が、もうそのような年齢じゃない。

残された時間は3分ではないと思うけど多くはない(少ない)。

だから将来に果実を残しそうではないものは...必要最小限でいいのではないかと思うようになった。

 

友達もそう。

友達からの収穫を期待するならもはや友達ではないので、それはないが....

いくら大好きな酒飲み会とて...噂話、悪口、妬み嫉みの披露し合う場であるならば....

そりゃもう不要でいいんじゃないかと....

そんな集いに参加するぐらいなら

こうしてブログでも書いて自分のことでも反省していた方が

うんと世界も広がるんじゃないかと

 

だから....

「自分には分不相応」なものから切って切って切り捲った方が

まあ、金も逃げて行かない....ので、どこかで有効に使えるだろうと....

 

ゴルフが見事なほどに社交の場になったり、それがあってこそのお付き合いで収入を増やしておられる方もおみえになろう。

自分もそれを目論んで始めてみたんだが....

 

いやいや全く。

 

そしてこの手法を薦めてきたのがゴルフ狂いの父親なんだが....

父親のゴルフ仲間は22/28倒産した。

なのに...

いまだゴルフをやらないと「金儲けにつながらない」と呪文のように言っている。

首相か?

どんな結果を信じているのだ?

結果ではなく、やりたい自分の気持ちを優先しているだけじゃないのか?

 

やり続けて.....

自分の売上をかつての半分以下にまでしているというのに....

 

こんな光景を見ていると....

とてもじゃないがゴルフが金を運んで来るようには思えない。

 

そしてまた....ゴルフを本当に愛する人にしたらば...

私のこのような見解こそ、「ゴルフを嗜む者として失格者」だとおっしゃるに違いない。

 

「ゴルフはねぇ...紳士のスポーツなのだよ。それをすぐに金だとか、仕事だとか、そんな卑しい根性じゃあ、ゴルフに失礼というものだよ」と。

 

ということはだね。

何の収穫もないことに丸一日を費やして、お金も使って....って...

そりゃあ相当にゆとりのある人じゃないと....

なるほど、破産や倒産にベクトルが向いてしまうんじゃないのか?

 

ま、これはあくまでも私見

そして、私程度の場合のこと。

いいんだよ、好きな趣味に金を散財するのはその人の自由。

いやあ逆に言えば好き放題ゴルフに金かけても金が増えていくぐらいじゃないといけないんだろうね。

 

哀しいかな自分にはそんな実力もないし、位も違うようだ。

付き合う人々にもマッチしていないかもしれない。

いわゆる部下が仕事をしてくれたり、経費を使わないと不動産収入などの不労所得から税金が引かれて引かれて困ってしまう人が....

ふさわしいものであって

時間で稼ぐ労働者の自分には、広大な緑の芝生で一日をゆったりと消化してしまう時間なんて....

許されるはずがないはずだ。

 

だから....今のところ....ゴルフは「自分のようなものは幸せにはしない」と決めつけた。

 

表面的には穏やかに....「分不相応」....ということにしている(笑)