氷山の一角説とも似ているが...
世の中は....テストやクイズではないので....
ゆっくり
じっくり
考えてこそ「わかること」や「見つかる答」も山ほどある。
いや、むしろ”普通”はそうじゃないのか?
なのに...
コンピューターの判断よろしく....
早押しクイズよろしく....
”すぐ””即”「わかること」が能力の高さの証明のように思っている。
「程度の高い人間」と思われるためには....
一秒でも早く「わかる」人でなければならないと...
勝手に思い込んでいる。
そして見せつけようとする。
そんな父親の家庭に属していた時は....
その王道方針のために随分とせかされてきた。
難しいことや理屈っぽいことは教育されなかったが....
何かにつけて「早く!」は至上命令だった。
おかげ様で結構何でも迅速に処理するクセがついているんだが...
だから”一角”を見ただけで....「わかった」気になってしまうようになってしまっても居るわけだ。
その下には「”真逆の”大きな真実」が隠れているかもしれないのに....
すれば....そんな姿勢じゃあ...「お手付きの量産」にもなる。
それじゃあ「せっかち」では済まされない。
出した答えが「間違っている」から。
それは普通「あさはかな判断」と言う。