小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

最初っからやり直し!

 

 


父親譲りのDNAというか....

そんなDNAを持った父親の教育の影響か...

どんなことに対しても....「急ぐ」習性になっていた。

いや、今もそう。

自分で気が付いてくようにしていないと...

大体急いでいる。

意味も理由もない。

パブロフの犬のように。

 

”普通”がそんな生き方なので...

随分と慌てて生きてきた。

答は別に「今すぐ」じゃあなくても良いことも多いというのに...

何でもかんでも「すぐに」「今日中に」「出来るだけ早くに」....

はもう習性というより本性のようなものになっていて....

 

たしかに前は向いている。

というか急いでいるので、前しか見えてないんだが....

で、一度、振り返ってじっくり来た道見てみたらば....

急いだだけでスッカスカの中身の無いものだったのか?と....

 

ジグゾーパズルで言うならば....

とりあえずの全体はなんとなく見えるんだが....

ところどころあまりにも欠け過ぎている

 

慌ててハメてきたので....

本当は違ったピースが無理やりにハマっていたりもする。

 

ここまで来て、なんだかたくさん残ってしまっているのに、もうどこにもハマらない...

こんなにも違ってハメてきたピースが多いのだ。

 


この事態を挽回するには...

えっ、もう一回全部バラして...「始めからやり直し」なの?

 

10年前ぐらいから多分やり直し作業が始まっている。