ちなみに...
私の家には私以外に3人の同居人が居るんだが....
いつしか私に対して...「#〇〇〇に抗議します」
なんて行動は見られなくなっている。
”反意”が無いわけじゃない。
反意を表明することなく...「無言で従わない」だけだ。
「制止」も...全く効力を持たない。
正直面白くはない。
かなり威張っている父親のつもりなんだが...
実行力は「無さ過ぎる」。
冷静に見た場合には...
(言わせておけばいい...)
そんな存在でしか....ないのかもしれない。
なのである意味「威張っていても」...「どうってことない」のかもしれない。
人からはよく...
「そんなに好き勝手に振る舞っていて...よく家族から文句を言われないわね。」
とは言われる。
自分じゃ「世のお父さん方に比べて...”自由”を勝ち取っている」かのように捉えているが....
「文句を言われない」のではなく...もはや...「相手にされていない」....いや...
「相手にもしたくない」程度の存在なのかもしれない。
そのような私が...
「知らないくせに反対するんじゃない」などと言おうものならどうなるか...
私だけが必死の形相で...相手達は...
「あっ、そう」と感情が動くこともないのだろう。
だから...
「自分の方が正しいので俺の言うことを聞け!」などと...振る舞えないのだ。
ただ...”無言で”「偉そうな雰囲気を保ちたいだけ」なのだ。
話し合いなんかに持ち込まれた日には...
罵声とともに威厳は削ぎ落されることが目に見えている。
この一連の姿勢を簡略化したのが、私にとっては...
「男は黙って...」なのだ。
本来の健さんの時の意味とは随分違うのだろうけど...まあ、仕方がない。
そして、さらに自分に都合良く考えている。
「俺が正しいのだから俺の言うことを聞け!」というのは...
「もうちょっと俺の言うことにも耳を傾けたらどうだ」...に同じ。
とすれば...
「もうちょっと俺に関心持ってね」という気持ちと根底は...変わらないんじゃないのか?と。
それは...相手の事を思っての忠告なんかではなく...
「無視されたくない」からの叫びのようなものなんじゃないかと...
...そんな「甘えた奴」だとは思われたくないので...
「言うこと聞いてくれなくても」...文句は言わないことにしているのだ。
ま、人には人の考え方があるのだろう...例え女房であっても、子供であっても...
だから...旦那であっても....俺だって好きなようにやってやる。
誰にも相談なんかせ・ず・に。
とまあ...こうして考えてみるならば...
私の同居人たちは...私を「自立した大人」に育ててくれているのかもしれない(笑)