緊箍児

小舟から...鉄の斧...そして...

俺の話を聞け!

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散々に父親の悪口言っているんだが...

結局のところは...

 

「俺は違う。俺はあんな奴じゃない」

としてきた若い頃は...そもそもに...あまり複雑なことは考えられなかっただろうし...

むしろ...考えるべき時であったとしても...

「見たくないものは見ないようにしていただけ」だったんだろう...

自分の中の”父親似部分”を。

 

なんとなく思い当たる。

友人に「親父ソックリ」なんて冷やかされると...

逆上するぐらいムキになったのは...

無意識ではあるものの「知られたくない部分」に手を突っ込まれた感があったからだろう。

 

ある程度気付き始めた頃からは...

父親を反面教師として「真逆な方向」を歩むよう努力してきたつもりで居たんだが...

それさえも...頭ん中で「自分に都合の良いように」変えてきただけで...

拭い去ったり、削ぎ落してこれたわけではないようだ。

 

そこらあたりを自覚出来るようになったのが、ここ最近。

こうしてブログで書くようになってから。

 

嫌いであろうとも大きく恩義があることぐらいはわかっている。

いわゆる親不孝な行為なんだけれども...

親戚中や友人達まで不幸にしてしまっている父親の生き方は継承出来ない。

しちゃいけない。

 

嫁はいつ頃気が付いたのだろうか?

この手の話はしたことないのだけれども...明らかに離れている。

近づかないと言ってもいい。

子(父親から見れば孫)も近づかないようにさせている。

 

それを注意する気にもなれない。

むしろ「よく気が付いてくれた」と内心思っている。

 

父親は人を不幸にしようとしているはずなどないと思って行動をしている。

いや、むしろ人を心配し、(自分の力で)幸せにしてやろうとぐらい思っている。

無力で能力も足らないのに...

「偉人のつもり」

なのだ。

 

どこをどう考えるとそう勘違い出来るものなのか全くわからないんだが...

ずっとそうなのだ。

 

でも...その根底にあるのは...

本当に「人のために働こう」....じゃあない。

 

自分に注目を集めたい。

自分を見ていて欲しい。

自分の話を聞いて欲しい。

からの...

「私が手をさしのべてしんぜよう」

なのだ。

 

という”甘え”なのだ。

だから絡み取られた人は...ものすごく重い人生になる。

何よりも第一に...自分のことよりも...知らずのうちに...「父親のこと」を考えなければいけないかのようになって行く。

そうしないと...

父親は不機嫌になるので。

 

嗚呼...わかるよ。

自分の話を聞いてくれない状態に...

ものすごく瞬間に怒れてくる私は。

 

だから気を付けなきゃならない

と言っている。