小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

先が見えない

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コロナによる影響がかなり出てきた。

もちろん「悪い」。

相当に「悪い」。

 

が、コロナ感染によって...

「先が見えなくなった」はない。

なので、それに関する心理的なプレッシャーとか精神的ストレスはさほどに感じていない。

何度も言うが...もともと...

 

「先は見えていなかった」ので、コロナ感染によって「より見えなくなった」とも感じないからだ。

 

考えようによっては...

悲惨中の悲惨な人生(笑)なのかもしれないけれども...

精神的な健康を保てる材料にもなるならば...

あえてかき消すこともなかろうと...

そういうことにしている。

 

テレビなんかを見ていると...

「いや、ホント、先が見えなくなりまして...もうどうしようかと...」

と聞くと...

ある意味羨ましくなったりもする。

そんなにも...「見えていたのか?」と...

 

少なくとも....「もうこれで駄目かな?」と思ったリーマンショック以後...

11年かな?は「先...どころか...明日もわからんな」状態でやってきているので...

ある意味慣れてしまって...

というか...慣れでもしないと睡眠不足になってしまうので...

「不安だから眠れない」はない。

「不安でも眠れる」。

そんなもの自然にそうなる。

365日不安で眠れないのなら...それで死んでしまうのだろうから。

 

それぐらい「先」は無かったものなので、コロナ時代になったからといって...

その「見えない先」の長短はあまり変わらない。

ひょっとしたら...少しは逆に「見えてきたりして」欲しいぐらいなのだが...

残念ながらそれもない(笑)

相変わらず「見えないまま」

 

なので「先が見えていた」人の方が不思議と感じてしまう。

 

多分...それほどにも...自分は...立派で堅実で計画的人生には...

ほど遠いんだろう。

 

「先が見えなくなりまして」

を聞くたびにそう思う。

 

だから下人なんだろう。