小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

最低賃金

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「仮のゴール」を済ませてから...(2年前)

”ゴール後”の人生は、「自分のやりたいこと」よりも...むしろ「需要を優先しよう」と考えていた。

 

いや、その、「自分のやりたいこと」を優先していた(出来ていた)のはいつの日か?...

「私の主義」とか言う”生き方”?

 

様々な分野でそれを吠えていた時代があったような気がするけれども...

次々に駆逐されて...

10年前には「それは叶わぬこと」だと降参した。

 

「自分の主義」を言って良い人というか...それが通用する人はイチローのようなレベルの人だけだと思う。

民衆はさほどに馬鹿でもない。

ましてや貴重なお金を払うお客の立場ともなれば...

「不要なモノ」にまではお金を払ったりはしない。

 

だから...「お金がいただける」というバロメーターは重要なのだ。

「金の亡者」とは全然意味が違う。

 

最低賃金”とか言う。

ヒドい言い方だ。

まあ高給貰っている官僚や政治家がいかにも付けそうだ。

たしかに金額は低かろうが...

他のことにやりがいがあるので、その仕事は「それで良い」と納得していることを...

平気で「最低」とか決めつけている。

そんなことだから本当に庶民が必要とするコロナ対策にも届かないんだろう。

 

いや、話が逸れた(笑)

収入の差は「正直なバロメーター」だ。

と言っているのだ。

もちろん「自分にとっても」。

 

カルロス・ゴーンは犯罪者?だったのかもしれないけれども...

しばらくの間は「立て直し人として実際頼られていた」じゃない?

孫正義はいつも妬みの対象となっているようだけど...

悔しいなら...超えてみりゃいいじゃない...というだけのこと。

同じ法のもとの国家で生きているのだから...

 

もちろん私にはそんな能力がない。

なので、カルロス・ゴーン孫正義から見たらば「大して変わらない」ところをウロチョロしているだけのことだと思うんだけれども...

やっぱり850円よりは1000円。1000円よりは1250円貰える方が嬉しいし...

それを「自分の需要」と素直に受け止めたいのだ。

 

逆に...

「引き続き頑張って欲しいんだけれども...会社も苦しいんで時給850円のままで...」

は、経営者に同情するも何も...そんな言葉で誤魔化されてしまうほどの”需要”しかない自分に同情すべきだ。

そう認識する。

 

ゴールを超えた直後の現在は、まだ自分の「需要の減退」は見えていない。

が、間違いなくやってくる。

早けりゃ...

来年にもやってくるかな?

 

そこで「諦める」というのも一手。

そんな人生もある。

 

が、今のところローソクが消えるまでの様子のような...

需要の減退を確かめつつの人生も悪かないかな?

とか考えている。

 

そういう意味では...

最低賃金の目安は重要かな?

 

果たして...

最低賃金を割り込んでも...

自分はしがみつくのだろうか?(笑)