「ハーメルンの笛吹き男」だけじゃない
「蜘蛛の糸」
「うさぎと亀」
「平家物語」
「アリとキリギリス」
実は
「浦島太郎」
でさえ「そうではないか」と疑っている。
要するに...労せずに、和気あいあいと、争いも避け(競争も含めて)、独りではなく仲間との
「楽しい様」は...
”一見幸せ”な人生の謳歌...を楽しんでいる”勝ち組様”なのよ、に見られえると思っているんだろうけど...
その結末は...
「そうではないのよ」
という”戒め話”。
どうしてだろう?
小さな頃から「当たりすぎてしまってきた」からか...
自分の中では”絶対”の教訓になっている。
だからといってアリのように始終懸命にもなれないんだが...
なのでその分浮かれるほどに楽しむことには...
”ものすごく抵抗”がある。
よく...
クールだ。
冷静だ。
との評価もいただくんだけど...
そうではない。
思いっきり浮かれられないのだ。
その後のことを想像すると。
シラフでは...
だから現実の世界でも「浮かれた人々」の”その後”はけっこう知りたくなってしまう。
自分の”教訓”を確認したくなるように...
そして...残念だけれども...やっぱり...
「ハーメルンの笛吹き男」
「蜘蛛の糸」
「うさぎと亀」
「平家物語」
「アリとキリギリス」
「浦島太郎」
のような結末を迎えている。
ように...見える...のだ。
不思議なぐらいに...
まだ本人にも自覚があるならマシ。
後悔の念はつのるだろうけど、対処の方はある。
本人に自覚さえないのは辛い。
ぬるま湯からのゆでガエルだから...
全然努力家ではないし、大して一生懸命生きているわけじゃないけれども...
「楽をする」「楽しむ」の代償にはものすごく敏感。
大して勉強もせず、練習もしなかった...くせに...
試合とか、試験とか、仕事とか、”真剣になること”が案外嫌いではなかったし、むしろストレスよりも充実感が勝っていたのは...
(ダイジョウブだ。周りから見たフリはふざけて遊んでいるようでも、内心は真面目で一生懸命なところがあるんだからな)
と”自分を励まし”安堵させようとしていたのかもしれない。
「楽をする」「楽しんでいる状態」はその逆で...
特に「みんなで」となると...
「その後」を警戒して非常に居心地悪く...落ち着かない...のだ。
「高校時代」と「ゴルフ」かぁ...
なんとなく納得するなぁ...
”癒やし”
とも似ている...
なんとなくの意味もない”和やか”を求める集団の中で...
歩調を合わせるために...
活動を我慢していた期間だったかもしれない。