小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

いつの間にか不要物になっていた

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buunanomeさんには申し訳なかったんだけど...片付けから逃れたいだけの記事だったんで削除して書きなおし(笑)

 


"片付け"なんて、誰とも話すことなく黙々と作業を進めるだけなんだが...要るモノなのか?要らないモノなのか?から始まって様々な自分の”今後の”生活は想像する。

 


今回そこで感じたのはやはり...

けっこう歳を食った...だ。

 


もちろんまだまだ現役で、老け込んでもいられないんだが、社会から要請される年齢というのもある。

かなり能力のある投手でも、40歳がドラフトにかかることはない...

 


つまり...能力さえあれば需要があるというわけでもない。

大きくは「残された時間が長くはない」からだ。

 


「歳の割には凄いですね。」

というホメ言葉もある。

付け加えるなら「若かったら特に大したことはないんですけどね」だろう。

 

 

「まだまだ現役なので頑張れねば」という気概は大切なんだろうけど...

やる気さえあれば、何でも受け入れられる...というのも甘い観測だ。

 


2枚目のスターで、結婚したり、子供が出来たりすると妙に人気が落ちていく場合がる。

かと思えば、そういったスターの人気が陰る歳の頃から妙に脚光を浴びてくる役者が居たりする。

なので「歳のせいじゃない」と言われたりもするもんだが...

ある意味こういった現実は、「年齢の受け入れ方」というある意味”歳”への感覚が大きく関係しているような気がしてならない。

 


自分は若々しくはしていたつもりだが....その分、幼稚であったようにも思う。

それは、所有物にも表れているんだと....改めて今回思ったかな?

 


「こんなもの大事に持っていたのか?」という所有物は、いつまでもそれぐらいの若さは保っていたいという願望はわからんじゃないが、日を追うごとに似合わなくなっていくようなシロモノだったりして、

”そこが”想像できなかったんだろうか?とも思える。

あたかも、孫や子供らとのトランプで真剣になって「どうだろ、おじいさん凄いだろう」と威張りたいだけの”勘違い”にも似ているような....

こんな歳になって遅すぎるぐらい遅すぎるが、けっこう大人に成りきれていないんだよなぁ....と呆れてしまうモノの多いこと。

 


そして....いつの日か”また”子供達と出かけることもあるかもな?

と、思ってとっておいてあったんだろう、バーベキューやスキーや海水浴用品の多いこと。

恐らくもう二度と行かないだろうに(苦笑)

 


多分”モノ”だけじゃない。

これでも家族を支えるために我武者羅に頑張ってきたつもりはあるんだけど...

その必要度のピークも越えたように思う。

そして、これからさらに年々減ってゆくんだろう。

自分自身の場合を振り返るなら簡単にわかること。

これが歳を食うということであり、人生なんだろう。

 


新たな人生観を身につける時期がやって来たんだろうな。