小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

さあさ、また頑張ろうか?(笑)

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かなり長い間寄り道をしてしまったようだが....

ボチボチ戻ろうかと思う。

 


リーマンショックでは転落、撤退を覚悟した。

まあ撤退には及ばなかったが、実際に転落はした。

 


そのような時に大きな夢など描けるはずもなく....


A:ともかく生き伸びる

B:それでもなんとか少しでも上積みする

C:やっぱり目標としていた最低限ぐらいは達成する


の3つほどがザックリとした生きる目標として残った....

 


記憶としてはそんなにも立派な精神状態ではなく....

「ともかく死んだような状態であっても....生き続けよう....」ってな次元だった...と思うんだが....

 


が、神様というのは居るようで....

9年後の昨年、予想外にもC:を達成できた。

そりゃあ一応の努力はしてきたが....

”予想外”と言うほどに....自分の力量以外の要因も重なったからだと思う。

 


しかしながら人間?というか”俺”は残念なもので、”まさか”の目標だったので、”次”を用意していなかった。

しかも、期限としてはさ来年時での達成だったので....早めの達成は有難いんだが....

妙な空白が空いてしまった。

それがこの一年だったような気がする。

 


もちろんこの一年とて何も無いわけじゃなかった。

いや、むしろ目標を達成してからは....「反動か?」とも思えるほどにロクなことが無かった。

あたかも....有頂天になることを戒めるかのような出来事ばかりだった。

 


だから...考えた。

自然に考えさせられる羽目になった。

リーマンショックの時は茫然自失となってはいたが...ゆえに”考えた”とは言えないと....改めて思うぐらいに....

そのあたりの様子はこのブログを見てもらってもよくわかる。

 


また....フシ目の年齢が近付いているというのもあろう。

自分だけでなく、自分の年代に元気がない。

そんな雰囲気をブチ破ろうとしてくれる者も出たりするんだが....カラ騒ぎのようにもなっている。

 


そんな中でともかく考えていた。

これまでの人生を。

これからの人生を。

 


一番シンドかったのは....今年の猛暑にカブる時期。

多くの天災に日本が見舞われたと同時に、家族の災難や仕事のショックに見舞われた。

情けない話だが....猛暑と相まって朦朧とただ耐え忍ぶ夏だったと思う。

 


が、夏が終わる頃からだ。

ちょうど台風が毎週のように発生し、毎週のようにオンボロな仕事場の心配をしなきゃならなくて....

非常に煩わしかったんだが....

それが...否が応にも「生きようとする力」でも呼び起こしたのか?

この一年間ずっと覆っていた雲の隙間から、少しだけ、ほんの少しだけだけれど....

光が見えたような気がした。

それが2カ月前。

 


光の導きはこうだ。

A:ともかく何がなんでも我武者羅にでも最低1年9か月頑張りなさい

B:その後どうにか4年頑張りなさい

C:さらに1年頑張れば....まああなたの人生合格でしょう

D:その後さらに5年頑張るなら....もう上出来。ベリーグッドです

と。

 


具体的な指標もあるんだが....そこは多分非常に流動的になると思っている。

というかもうストレート勝負の出来るような年齢でもないので、これまで以上に柔軟な思考対応が必要のはず。

されば....修正・修正の連続にもなろうから、ここであえて言う意味も無いだろう。

 


それよりも、方法よりも、具体的数値よりも....

「這ってでも」

そこまで辿り着くことが大事かな、と言うのがこの一年彷徨った結論だと思う。

 


残念なのか?良いことなのか?

ともかく....そんなに乗り気でもないのに....

また少なくとも5年ほどは頑張る道を選ぶようだ....