小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

自然のままに....衰える

 

 


容姿だけじゃない。

 


仕草や姿勢、いわゆる立ち居振る舞いも

若い頃なら気をつけなくても良かったことに気を配りたい。

 


不意に撮られた写真を見て引いたんだが....

なんだこの姿勢の悪いジジィは....

自分だったってことに。

 


前首というんだろうか?猫背というんだろうか?

多分....自然に腹を出してしまうのだ。

腹筋に力が入らないので。

 


よくあるように.....

こうして....

いつしかガニ股の猫背のおじいさんになって行くんだ。

 


それは防止したい。

 


おじいさんな年齢である事実は認めても....

でも...

という領域にはありたいのだ。

 


おじいさんなのに....

テキパキと仕事をこなし

忘れ物もせず

頭脳明晰でいこう

と分不相応にも考えている。

 


若い頃はこんなブサイクな自分でも若さでごまかせ

若さで許され

若さで強引に出来たことも多いと思う。

 


が、もう、それは期待できないんだと

もう、それに頼ることはできないんだと

言い聞かそうと思っている。

 


もっと手短に言うならば、恰好の良いおじいさんを目指したい。

その歳々で。

 


そしてこれらに最も必要なのは....

気持ち....

というよりも、「あえて気をつけていくこと」

なんだろうと思っている。

 


自然...

なんて甘えていたらば....

自然のままに衰える....