小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

後ろ髪は切りましょう

 

真面目に書いていることに飽きてきた。

 

”事実”

なのでいくらでも出てくる。

キリがない.....

 

それでも随分とみっともない話を続けてきたのは....

思春期に決別をし....「真逆の道を歩んできたもの」と思い込んでいたものが....

こんなブログなんて書くようになったんで....

自分を正直にあぶり出し、そのために過去の辱めもあらわにしてみたならば....

 

「影響を徹底的に排除してきた」はずの自分が...

 

案外「似たようなもん....」

なのか....と

 

特に....

失敗した時とか....人が離れてしまった時は....

全く別の行動を選択した”つもり”であったにもかかわらず....

あたかも手品でもあるかのように...

「同じような行動をとっていたのか?」と

 

そこに...「改めて気が付いて」

ちょっとびっくりしたというか....

これが....DNAというものなのかと....

 

これでもけっこう意識して、遠ざけて...嫌って...排除して...きたつもりなのに....

 

ということは....この先だって....全然油断出来ない...わけだ。

 

だから....「改めて」

「排除」の宣言を出さないと....

と言うわけ。

 

親父は....

「優しい」を”弱さ”や”卑怯”や”言い訳”の隠れ蓑にしていた。

 

「自分が嫌われてしまう」....ことを回避するためなら....

親も、女房も、子供も、親戚も、友達も、口の効けない先祖さえも....

代理人に仕立てた....

 

どうしてそれほどにも矢面から逃げるのか?

 

やっていることは全然”良い人”ではないのに....

おびただしいほどの言葉を集めて.....

「自分は良い人」に修正をした。

家族や知人が「悪者」になってでも。

 

1回、2回、....5回目ぐらいからは....

普通気が付くだろう....

 


だから

実の母親にさえ...

「あんな嘘つきで卑怯な男は見たことないから気をつけなさいよ」

と言われてしまうのだ....

 

全員「所用があって...」の参加者ゼロの法事になってしまうのだ。

 

自分の側の子供の世代の半数は行方不明....

おまけに女房の一家まで....壊滅して行方知らず....

 

偶然じゃない。

北朝鮮が核開発をピークに持っていった時は、さすがにシェルターまでは購入しなかったけれども....

パスポートも更新し、「仕事も、知り合いも何もかも捨てて安全な海外に逃げるから....」と、それが「利口な生き方だ」と自慢していたぐらいだ....

 

何よりも”自分が大切”な人間の近くに居て....

ソイツよりも大切にはされないだろう。

であれば....

当たり前のように...人は離れる。

そして衰退する。

 

思いっきりのブラックホールみたいな奴だ。

 

のくせして....

「どうして誰も来てくれないんだろう」....

と泣いている。

 

総理大臣のような権力でも持っていないのなら....

「何よりも自分が第一」

のような人間の近くに居て楽しいはずはないんだよ。

 

さあ...

もうわかったろう。

 

あんまり「甘い決別」じゃあ幸せにはなれないことを....

「中途半端な決別」じゃあ不幸への切符を握らされることを....

 

こういうのを「後ろ髪惹かれる」

というのかな?日本じゃ

 

だったら「後ろ髪切りましょう」

 

そのために書いている。