小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

淡々と

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人並みにゴールデンウィーク

残すところあと2日。

予定の消化は7割か?

正直、いつもに比べて進まなかった。

が、無理にも進めなかった。

もう少し頑張れたとは、思う。

いつもなら、頑張ったと、思う。

でも、そこを、止めた。

止めてみた。

 

勉強も全くしていない。

それでも暇ではなかった。

暇だったらしている。

 

そういう面も確かめてみたかった、というのもある。

自分で言うのもなんだが、無理を入れ、無理が平気になり、さらに無理を入れ、それも平気になって....

消化するだけが目的のような生活、になっていたのかと、先般から思っている。

その判断じゃちょっと自分に優しいかな?

と確認しているところ。

甘いかもしれないが、優しくもないかな?特別には。

 

あんまり頑張ってないので(笑)、特別ハイテンションでもなく、淡々と過ごしている。

淡々とし過ぎて詰まらないぐらいなんだが...

ただ....静かな分、回想というか、過去への反省みたいなものも回ってきて、今何でこんな努力をしなきゃならんのか?やら

庭仕事にしても、もっと知恵があったなら、手入れの楽な庭にしてたのに、とか、

全て自分が判断してきたことで、全て自分が悪いんだけど....

実にアホだったとは思う。

 

ま、誰のせいにも出来ないからな、と思えるところは救われているか?

ん?なんか風向き変わってきたか?

歳とったのかな...

 

実験中

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勉強を必須のノルマとしなくなってみて....

正直やっぱ少し気が楽になっていると思う。

 

勉強といったって学生じゃないし、それほどに量のあるものでなければ、内容の濃いものでもない。

一日一時間、いや30分も出来れば上出来で、記憶するというよりは写経に近いようなもんだ。

でも、出来るだけ毎日、少しでも毎日、誰に決められたわけでもない、自分への呪縛が、けっこう窮屈にしていたように思われる。

 

まだ、一週間程度だけど、あくまで仕事優先として、仕事に支障をきたしそうな時は、きっぱりと諦めるようになった。

その分トレーニングは重視しているので、こちらは予定以上に進んで、こっちの負担が軽く感じられるのも相乗効果だ。

 

なので、勉強時間少なくなったからといって、空いた時間が出来ているわけでもない。

ごいさんの言う”幅”ってのは、こういうことを言うんだろうか(笑)

 

パンパンにスケジュールを詰めていた時には、勉強はおろか、トレーニングも、仕事も、何もかもが、やらなきゃやらなきゃという切迫感ばかりで、息苦しかったのが、少し、呼吸しながらやっている...ってな感じになっている。

上手くは言えないんだけど...

 

もちろんゴールへの最短距離、最短時間は放棄したことになるんだろうけど...

こういう形も悪くないってか、こういう形じゃないと続かないこともあるんじゃないか?とか思ったりもして。

 

15パズルだったっけ?16マスの中の15駒を動かしていくやつ。

あれ、16駒だったら、動かないもんな。

あえて1駒空けておく、ってな意識はけっこう重要なのかもしれない。

ってことを自分のカラダで実験中。

ほどほどにしか頑張らないぞ

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資料の整理をしていたら、とある資格の「開講の知らせ」が出てきた。

ざっと3年前のだ。

 

そういえば....現在の仕事に関する資格であっても、その必要性は認識しつつも、「勉強に振り向ける時間なんか取れるはずもない」と長年諦めていたものを....

その時は何故か「エイヤっと」無責任にも開始した。

清水の舞台から飛び降りるほどに大袈裟なものではないが、レポート提出の期限が細かく設定されていて、忙しさ理由での遅延は許されない。のが最大の敬遠理由だったのに。

 

実際に、内容はさほどに高度なものではなかったが、時間はかかった。

平日で毎日30分、土日は1時間ずつ、で、ようやくついていけただろうか?

なので、平日一日サボると、次の日は自然と1時間はやらねばならなくなった。

 

この強迫観念があるので、なかなかサボれないし、溜められない。

受験生の時でさえ、そんな環境に置かれたことがないので、ストレスはかなりあったが、それでも無事1年終了した。

 

そう、もともと勉強時間を確保するなんざ、無理だったのだ。

 

が、この経験でちょいといい気になって、もう一つ資格を取りにいった。

それもギリギリで成功した。

 

「なら、もう一丁」

 

ということで、日常に学習時間を強いる生活が3年目に突入していたんだが....

まあ、一見充実しているように見えてはいたものの、けっこういろいろなことを犠牲にもしていることに気が付き出した。

たかだか1時間、たかだか30分、なので、努力次第のようにも思うが、ことはそんなに単純じゃない。

 

トレーニングすら、継続するために時間を確保するのがもともと手一杯だったのだ。

 

気が付いたら強迫観念に仕切られる生活になっていた。

さほどに苦しいものでもないが、何も楽しくないのも事実。

飲み会に出かける際でも、テキストコピーして、地下鉄の中でも勉強....

 

やらなきゃいけない感から、付き合いを断ることもしばしば....

「オレは....遊んでる場合じゃないんだって」という優越感なのか?強がりなのか?深層は劣等感なのか?

よくわからない意地を張ってきたりもしたが....

 

ともかく一旦「普通の頑張り」で、①仕事、②家事(ほんの少し)、③トレーニング、④勉強としてみたら....

面白いぐらいに(面白くないが)勉強にたどり着かない。

この10日で30分しか出来ていない。

 

かといって日常をサボっているつもりもないし、この期間内にこなした仕事の量はけっこうなもので、それなりの収穫も大きなものだった。

 

ん?この生活のどこがいけない?

 

別に結論めいたことを出す必要もないと思うが、

何が正しいのか?

そんな単純でもないように思う。

 

この10日間、勉強は出来ていないが、着手したことは少なくない。

それも大事なことなんじゃないのかな。

う~ん、よくわからんな。

 

ともかく、無理からに勉強時間作っていたときよりも、アチラコチラが片付き出したのは確かかな?

そして....遅れていたトレーニングメニューの消化も元に戻った。

そして....プライベートな知り合いとの交流も増えてきた。

 

頑張るってのも必要なんだろうけど、なんか必死の形相して、「近づきたくねえや」ってな奴居るけど....

そんなニオイ出てたのかも?

 

ま、勉強も諦めたわけじゃないけど....

よくある「1年で最短合格」...みたいなのはヤメよう。

本業が勉強である学生さんじゃないんだし。

本業大切にしないと。

まあ亀の歩みで10年ぐらいかけて....で、程良い頑張りなんだろう。

時効の停止

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...という発表の前から実はサボっていて...

先週の金曜日から、「必須消化メニュー」の中から消化しきれないものを残してきている。

 

以前なら、この週末を利用して、リカバーを試みた....と、思う。

これまでも、少なくとも、ここ5年ほどは、そうしてきたと、思う。

が、今回はそれを止めた。

 

永遠に止めてしまうつもりもないが、このあまりにも「視野の狭い頑張り」で、他に犠牲にしていることがあるんじゃないだろうか?と思えてきたからだ。

 

先が長くなくなったから、”今”頑張っておかなきゃならないように、

先が長くなくなったから、”今”体験しておいた方が良いこともあるだろうに、かと....

 

難しい理屈はわからないが、何のために「必須消化メニュー」などこさえて頑張っているのか?といえば、明快な答もない。

過去の後悔や未来の不安への穴埋めと言ってしまうなら、そうかもしれない....ぐらい具体的な目標もない。

同じ”ぐうたら仲間”の衰退に恐怖心を抱き、尻に火がついているだけのことかもしれない。

 

まあ、でも、悪いことをしているわけじゃないと”ほぼ無心”で続けてきたが、この一年、どうにもロクでもないことばかり起きてしまうのは、ロクでもないことが起きているんじゃなく、

ごいさんの言う「いつもぎりぎりだといざという時に対処もできない。」状態になっていたのかしらん?と。

 

これもやらなきゃ、これも今日中、あれもあったか、こっちもまだか....

の毎日だと、何かのアクシデントが起こったり、アクシデントどころか、せっかくお誘いいただいているのに....自分のスケジュールを崩されるのが嫌で...ついつい、

「イラっとする」

のが習慣になってきた気がして....

 

で、少し無理してまで消化するのを止めてみた。

 

別にサボっているというわけでもない。

相変わらず仕事中心だが、少しだけ”慌てないように”はしているか?

なので”消化量”が少なくて、ついつい残してしまっているというわけ。

 

が、これが本来のペースというか、無理のない消化量なのかな?という気もしている。

 

少し出来た余裕で、携帯を替え、海にも出かけてみた。

わずかな時間の出来事なので、特に感想もないんだが....

 

新しい携帯を使うのはちょっと嬉しいかな?

そういや、そういう、「嬉しい」ってなこと、しばらくなかったような気はしている。

このところ...なんだか少し...イライラするわ

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ということで、少し、サボることにした。

 

もともと、それほどに我武者羅になっていたわけでもないが、隙間隙間に用事を埋め込み、隙間のある生活はダメ人間、のようにするクセがついてしまったのか?

タバコをやめてしまってみたら、深呼吸すらする時間を失くしているんだろう。

なんだかイラつく....イラつくインターバルが短くなって....けっこうすぐにイラつく....と。

 

たしかに何もやっていない頃に比べるなら、ある程度「形」は頑張っているんだが.....

果たして、このようなイラつきが出てきて、そりゃ精神衛生上果たして良い効果と言えるのかとも。

 

いろいろな意味で、もう頑張れる時間も多くはない。

それゆえの頑張りだと言い聞かせてもきたが...

楽しめる時間が少なくなっていくってことでもある。

 

多くの趣味やスポーツでも、カラダが元気で初めて楽しめるというものもある。

まずは仕事だ、トレーニングだ、勉強だ、としているのはいいが....そのために、あまりにもやれることややりたいことまで、遠ざけてやしないかと。

 

飲み会もそう。

自分のスケジュール消化の邪魔になるようなときは、断ってきたりもしたが...

必ずしも、一週間できっちり消化しなきゃ処罰されるってものでもないだろうに。

 

自分だけが頑張っている...とまでは言わないが、どっかに犠牲的精神や「わかってくれよ精神」があって、楽しそうにしている奴らにムカついたりするようになってるんじゃないのか?

 


そりゃあ、歪んでいるというものだぜよ。

とばっちり、とも言うよな。

 


隙間のない人間....

つまり間接の無い人間のようなもんか?

筋肉と筋肉、骨と骨が密接に繋がっているなら、無駄なくMAXで力を発揮できそうなもんだが、あまりに「遊び」がなさすぎて、各部が悲鳴を上げそうだ。

 

ということで、たまには緩めているつもりなんだが....

かれこれ勉強を加えたこの3年、ちょっと窮屈になってきているのかもしれん。

 

少し....解放してみようか....

 

お若いのは若者じゃないから

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そういや先日、ようやくの「君の名は」を見た。

そして....東京タラレバ娘の主題歌の「TOKYO GIRL」のPVも見た。

 

内容の感想はともかくとして....

とっくの昔に、このような光景は「自分には全く似合わない世界」になっていることをハッキリと気が付かされた...かな?

なんだか....それは....最近のモヤモヤと、同じモノじゃないか?というような気もしている。

 

自らフケ込むこともない。

だから若さを維持してゆくというのも悪くないと思う。

が、似合わないほどの”若作り”は格好悪いというよりも、もはや気の毒な様相だと、思い知るべきだと感じたわけだ。

 

感じた...よりも”確信”に近いと思う。

何のためだかわからないが、わからなくても、街の中を走り回って、ともかく明日のためか?未来のためか?恋人のためか?何でも良いのか?

詰まる想いを抱えて、ともかく我武者羅に走り回って、疾走する姿は....

”若い”から美しい。

 

「若さの特権」

なんて言葉がそういやあったが、なくなってみるとわかるもんだ。

残念だが、自分の疾走する姿は、もはや見苦しいというか、痛々しいだろう。

「あのオッサン、もう必死すぎて、なんか、やらかしたんか?」

ぐらいに。

 

たしかに....異常なぐらいの若づくりのファッションや、若者言葉を常に駆使して、若さの追求に妙にポジティブな人も居らっしゃるが....

たしかに「老けては」見えないものの、年齢より若くは見える....かもしれないものの....

確実に「格好悪い」

 

その答えは簡単で、「似合わない」からだ。

 

少しばかり増えすぎてしまっている「努力の選択肢」のうちから一つ、

「そこはもう必要ないって」

もしくは

「もうちょっと違う方向見つけないと」

ってなことになってきたかな?

 

悪いことじゃない。

少し頭の中の整理が進む。

2ch「スタバが満員で帰ろうとした女性 おじさんが一言「どいつもこいつも飲み終わってるだろ!ここはパソコン教室じゃない!」には大笑い

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....というか、本筋ではない解説に感心。

たしかにそうだよな....Mac開いて、薄ひげ生やして、眼鏡かけて、....

って、スタバが「格好良く見せる場」的な人....居るよな、と。

いやいや、批難しているわけじゃない。

実際格好良い人も居るし...

 

やっぱ時代は変わるんだよな、と。

 

トロピカルで山下達郎な時代に育った自分としては、都会にあってもどっか海を、ゲレンデを、彷彿させるようなナウいヤングが格好良いものだとのイメージが残っていただけに....

高層ビルの夜景と二分するような地方生き残り分野もあるだろうと、どこかで信じていたんだが....

ガラガラの、しかも外人だらけに占領されたゲレンデや、ジジイやババァどもばっかになってしまったサーフビーチの「謎」が今ハッキリわかったわ。

 

若者にとって、いやさ、若者ぶりたい者まで含んで、そんな「自然臭い場所」は虫も居るし、潮臭いし、暑いし、寒いし、スマートじゃなくって....嫌なのさ(笑)

 

スマホって言うからスマートを忘れていたが、うまいこと表現したもんだ。

コンパクトパソコンじゃないんだよな。

スマートなんだよ、スマートだからなんだよ、スマートが必然なんだろう。

 

別に、若者ぶりたいわけでもないし、競おうってな魂胆もないんだが...

なんだかズレているような気がしてシックリきていない部分がわかったかな?

 

まさか....眼鏡やパソコンや携帯が「格好をつける道具」になっていて、サーフボードやスノボがダサい道具になり果てるとは(笑)

 

....そういえば....車...もかつては格好つける道具だったけど....

飲み会にゃ使えないし、渋滞も使えないし、長時間駐車の用件にも使えないし....ってことで、けっこう「格好つけられる用件に限って」出番なし、になってないか?

 

まあ、時代が変わってるのか?日本が変わっているのか?進歩しているのか?高度化しているのか?貧乏になっているのか?知らんけど....

「昔とは違う」ことだけは確かだな。

 

なんか....また、たくさん捨てなきゃならないものが出てくるんだろうな。