せっかく惜しいところまで来たのに....失敗してしまうことがある。
自分にしたらば、相当に真面目に努力したのに報われないときもある。
陰ながら頑張っているのに、そんな思いも届かずなじられることもある。
そんな時...昔なら....けっこうアッサリと自暴自棄になった...かな?
周囲の人に愚痴垂れたり、当たったり、どうせ認めてはもらえねーんだからよ、とか、言っちゃって....
が、もうそんなことも似合わない歳になってしまった。
不機嫌になって荒くれていても、うっとおしいオッサンが気でも狂ったのか?吠えている無様なスタイルにしか見えないだろう。
血のにじむような努力の怨念を吐き出しているんだ....としても。
そんな時は気違い扱いされる前に立ち戻ることにしている。
相当にマヌケだった昔を思い出して。
小学生の時も...どっかズルかったよな、と。
中高生のときも遊び狂っていて、真面目に努力していたガリ勉君をバカしてたよな、と。
大学生ならまだしも、就職してさえも、「まだまだ、遊んでいたい」と本当に遊んでいたよな、と。
結婚し、子供が出来ても「カンタンに落ち着くものか」と、やっぱり遊んでいたよな、と。
今から18年前だ。
そんなお気楽遊び人が、何故だか手のひらかえしたように猛烈に不安になった。
具体的に何があったのか覚えていないが、大した啓示があった記憶はない。
フトした拍子に、子供を見ていて思った....ような気がする。
それから”今”がある。
たしかに”それ以前”に比べたら、そりゃあ頑張るようにはなっているが、年数比較をするならば、2倍サボってきたと言っても過言じゃない。
それを「半分程度」努力したからといって、「人並み」を望むのは虫が良いというものなんだろう。
残念だけど...
しゃーないよな...
そうやって落ち着くこと、にしている。
本当は努力した相手ぐらいには「わかって欲しい」し、「届いて欲しい」
が、そういう努力はさらに事態をややこしくしてしまう。
なので....
今更ちょいと頑張ったぐらいで....虫が良いよな....と、フテ腐れることにしている。
かつてなら、ちょうどここで「タバコを吸うところ」だったので、それがない最近はちょと物足りないかな?
まあ、正しい対処法とは思っちゃいないが、静かなる処方箋で、誰も傷つけはしないかなと思っている。
不思議なことに昔はもっと「人のせい」にしていたし、「自分は悪くない」と思っていた。
何十年も経ってみたらば、悪いところだらけ、なのに(笑)
まあ、それにしては運の良い方なんじゃないの?これでも....ぐらいには落ち着くときもある。