「上り坂時代」の集まりがあった。
「下り坂思考」との比喩でそういう表現にはしているが....
別に本当の意味での上り坂の人達ではない。
上っていってるんだ。
上り坂にあるんだ。
上れる才能があるんだ。
と、自称”思っている”人達がほとんど。
そこに声をかけえられた....ということは自分も”そう”だったんだろう。
彼らの会話の多くは...
自分に比べると他の人はかわいそう....であったり
他の人はどんくさく、自分はスマート....であったり
自分だけは人一倍苦労をして、他の人は苦労知らずの甘えん坊....であったり....
ま、何しろ「自分は凄い」が「他人は凄くない」
の人達だ。
俺の親父にも似ている。
きっとそういったDNAから引き寄せられたんだろう。
懐かしさもあって出てみたが....
正直とても息苦しかった。
けっこういい歳になったのに....いまだにそうだった。
悪いが....もう人生逆転も出来ない歳になって....結果決して「上ではなかった」彼らはもう強がりでは済まされない。
オオカミ少年同志が武勇伝を語り合っている様だ。
オレはこんな凄いんだぞ。
俺はもっと凄い経験をしてきたんだぞ。
おれなんて....
多分、本当に凄けりゃこんなところに居るほど暇じゃない。
もう疎遠にしよう。
そして俺は彼らからは「下り坂」を認定された方が彼らよりはマシな人生になるんだろうと想像した。
さてさて今から整理整頓タイムに入るんだが....
今日も廃棄作業は無い予定。