下り坂の人生で....
下人で....
しかもジジィかよ。
と、自分でもツッコミたくなるんだが....
”事実”だからしょうがない(笑)
いや、むしろ、”この現実から目を背けて生きて行くこと”と、
”この現実に積極的に適応して生きて行くこと”には
「相当の開きがあるはずだ」と思うようになっている。
「下り坂の人生」に入ったと確信するまでは、
下人の分際であることを知るまでは、
しかもジジィであることを認める前までは、
自分も....”ココ”を認めたくなくて抵抗していたんだろう....
あるいは「そんなはずはない」と誤魔化してきたんだと思う。
もしくは「素知らぬ顔して」隠してきたんだと思う。
一生懸命の?努力で。
”破損箇所の修繕作業”と言いつつも....
どこかに...
「平均的な人よりも...これでも”上り坂の人生”にあるんだよ」と、
「それなりにまあまあの暮らしをしているんだよ」と
「しかも案外若々しいんだよ」と、見てもらいたくて見てもらいたくて仕方無かったんだと思う。
一体何のために....
そういうのを承認欲求と言うんだろうか?
が...
そう見られたからといってどうなるものなのか?
なら、一体何処に向かう努力をしてたのか?と....
”そこ”への努力も悪いことばかりじゃないんだろうけど....
もう無理が出てきたり、全く効果がなくなってきたり、逆効果だったり、おかしかったり....
とてもじゃないが....「恰好いい」
という結果にはつながらなくなってきて.....
ようやく気がつき始めたのかもしれない。
無駄な抵抗とまでは言わない。
が、そんな時間とエネルギーがあるのなら、もっと他のことやれるだろ。と。
20歳じゃないので、残りの時間は多くないのだ。
そもそも”それら”は現実の自分から乖離したところの努力をしているわけだから....
実を結ぶはずもない。
妄想を作り上げたり、幻のお城を築くようなもの。
メルヘンの世界なら賞賛されるかもしれないけれども....
ここは現実の世界。
自分の脳内だけでは何も完結しない。
”現実的な行動と結果”しか”手応え”はもたらさない。