小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

気をつけ処

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世の中には利口な人も居て、「書かずに」覚えられたり、「書かずに」思考できる人、も居るようだ。

自分にもソレを期待した。

 

んだが...可哀相にそういう能力は無いらしい。

なのでこんなところでブログを書くハメになっている。

 

小説家になりたいわけでもないし、文章を書くことが好きというわけでもない。

なのに書いているのは「日常生活向上対策独り会議」をしているようなもの。

 

現実社会じゃ、基本的に誰にも相談したくない。

弱音も見せたくない。

が、結果は出したい。

できれば失敗もしたくない。

でいて成果は欲しい。

と、虫の良い話を毎日考えている。

 

さすがに虫の良い話だけあって、小さな脳みそ内じゃあ整理しきれるはずもないんだろう。

ので、たまのブログで書いて整理。

 

しかし...これが良い方法というわけでもない。

几帳面ゆえの性質からか、ついつい「正確に」表したくなってしまう。

できるだけ正直な気持ちを書かねばと思ってしまう。

 

となると、ついついくどい文章に、ついつい愚痴っぽく、ついつい言い訳っぽく、なってくる。

....そういう気持ちにならないために書いているブログなのに。

書いて...整理して...ネガティブさ増量してんじゃねえかと...

なら、書かない方がいい。と、思ってやめたりもしてたんだが...

 

けっこうここ、難しいところ。

しかも今、禁欲生活なんで。

不平不満の出てきやすいこと。

書かなくてよいことまで考えようとしていること。

 

ま、とりあえず気をつけてはいるんだけど...

魔の手

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少し...わかったことがあって...

それは...「タバコを吸いたくなる時」なんだけど...

禁煙に多少慣れてくると...

予想していた「ルーティーン上の喫煙」ではなかったりする。

 

いや、当初はそうだった。

「寝起き」「食後」「飲酒中」「コーヒータイム」...

タバコと共にあった時間から「タバコ」が消えてしまえば、やはり物足りない。

落ち着いたルーティーンにポッカリ穴が空いたという精神的な欠如感が案外あったというべきか?

いや、それさえも専門家らは「ニコチン」とか「中毒症状」と言うんだろうが、本人はちょと違う気がする。

いや、してきた。

 

今はもう、そのルーティーンで吸いたいと思うことがあまりなくなったからだ。

かといって吸いたい気持ちが起こらないわけじゃない。

むしろ「吸いたい気持ち」は突然沸き上がる。

 

それは....けっこうふん詰まった時だ。

いや、うまい表現が見つからないんだが...困った時?悩んだ時?煮詰まった時?気乗りしない時?妙な間が空いた時?...

シーンで言うなら「あ~あ」とため息ついて空を見上げたいような時...かな?

これもハッキリしないんだが...

そんな時に「異常に」吸いたくなる。

 

今年は特にいろいろとうまくいってないので、毎日そんな瞬間が訪れる。

だからいっこうに「タバコを忘れた一日」もやってこないんだが、むしろ「精神的な依存」はここにあるんじゃないか?と思ったりしている。

 

そこまで大袈裟なもんじゃないが、つまり「辛い時の緩和剤」「つまらない時の柔和剤」「退屈な時のお友達」...にタバコってなっていたのか?と。

なので、ルーティーンが変ってしまえば、それにはやがて慣れてしまい、必要性も感じなくなっていても、もっと強い精神的結び付きがあったのかしらん...などと。

 

専門家じゃないので、確証たる意見じゃないが、だから禁煙って何年経っても再開しやすいのかと思ったりした。

そう「吸ってしまった」という罪悪感よりも、「久し振りに会えた友達」が妙に嬉しいように...

 

ここだろな、多分キーポイントは。

というか魔の手は。

今日もふわふわ

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離脱症状が続いているのか?

単にカラダが不調なのか?

それとも精神的に不調なのか?

自分じゃ判断できないんだが...不安定な毎日が続いている。

 

たしかに様々な原因は考えられるものの、禁煙を始める前も大して状況が変らないのを思うと...

精神的な離脱症状もあるのかな?とか思う。

 

肉体的な離脱症状はこりゃもうよくわからんのだが、ともかく気持ち悪い。

空腹感、眠気、急に来るボンヤリ感、等々...

タバコを吸っている最中には無い。

...ってことは、やっぱりそれらがタバコで抑制されてたのかな?とか思う。

 

しかし、

肉体と精神は同じ場所に共存するので「無関係」ではないんだろう。

神経の回路が変更されたり、感覚の強弱が変って、肉体もなんだか居心地が悪いのかな?とか思う。

 

どこがどうとは説明がつかないが...ともかく落ち着かない。

不安定といってもいい。

が、それらを癒す時間なんか無いので、不安定なまま、仕事をこなし、所用をこなす毎日だ。

でも...そこにも充実感はなく。

毎日やり残しているカンジ。

変なカンジ...だ。

 

肉体はともかく精神をタバコごときにコントロールされたくはないので、そこは抵抗しているつもりだが...

楽しくなれない、楽になれない、のは何でかと、思う。

 

じっとしているわけじゃない。

仕事も、トレーニングも、勉強も、とりあえずサボらず消化している。

が、どれもこれも他人がやっているようなカンジというのか、地に足がついていない。

ふわふわしている。

 

さすがに日頃はタバコのことを忘れている時間も出てきたが...

思い出さない日もないのも事実。

つまり...たかだかタバコのことだけでも揺れ動いているザマなので、そりゃあ何もかも不安定の上にあるのかもしれない。

 

ただ...こうして一カ月は頑張れたのだから...これを台無しにしてしまうのは惜しい。

みみっちい根性だが、今の感情はそれだけ。

 

科学的なことも、精神的なことも、面倒臭くって考えたかない。

ともかく、一カ月もふわふわしてしまったのだから、その時間を無駄には出来ないだろうと...

せめてまた今日も一日やめてみようと...

 

ただ...一体何カ月かかるのかしらん、とかは思う(笑)

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正直、タバコを止めたらば...

いろいろなところで噂に聞く「清々しい毎日」を期待したんだが...

今のところそんな日々は全く訪れていない。

 

離脱症状?とやらは相当に薄らいだように思うが、なんかダルい。

上手い表現は思い付かないが、これまでも相当に疲れていたり、ダルかったりしたところをタバコで麻痺させていたのか?

という感じがするぐらいだ。

医学的にそれが当てはまるものなのかどうかは知る由もないんだが、なんせ”本人”の実感なので嘘じゃない。

 

タバコの効果というか身体への影響なんて正確に知るはずもないんだが...

これだけの普及、こうれだけの中毒患者、これだけの愛煙家を生みだし続けてきたことも思うなら、

単なる癒しではなく、モルヒネのような苦痛への癒し効果があったとしても不思議じゃない。

 

癒し、というより抑制効果か?

知らずのうちに吸っていた一本なので、あえて考えたこともなかったが...

やめてからというもの食事前1時間ぐらいからの空腹感の凄いこと。

ここで食ったらデブになる、と毎日戦いだ(笑)

こんな時のイザという非常食にスルメが欠かせなくなっているほどに。

 

毎晩酒も飲んでいるせいか朝もちっともサワヤカじゃないし...

でもま、トレーニングは多少楽かな?

その分疲労感にオブラートがかかってないので翌日妙にシンドイんだけど。

 

いつまで続けられるかわかったもんじゃないが、まあ、わざわざタバコを買いに出かけなきゃならないようなこと、

吸いがらを捨てること、わざわざ吸い場所を探して吸わなきゃならないこと...

が、日常生活から消えたのがそれほどに影響することなのか?案外予定より早く事が進行したりしている。

右往左往してんだけどな

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ここまでの流れだと...

あたかも禁煙を成功させ、充実の一年として締めくくろうとしているかのような装いなんだが...

 

そもそもが...

禁煙を何度も挫折している自分にとっては...こんなもの「次に吸ってしまえば...」”成功”なんて”ひとときの夢”なので、期間の積み重ねの意味を持たないこと。

最長2年って時も二回ほどあったんだが...

その4年の歳月とて、一度吸いだしてしまうなら...

自慢にも記録にもならない。

 

ってな感触があるので...多分...今後もさして何ら変わることはないと思う。

例えはヘタだが...飛行機で浮いているようなカンジというか...意識しない時はなんでもないが...やっぱり「普通の状態じゃない」ことをどっかで忘れないようにしないと...

墜落してしまう身分なんだと。

ここらあたりが「もともと吸わなかった人」との大きな違いだと思っている。

 

とまあそんなことをずっと書き留めていたならば...

一年後にも同じことを書いてるハメになるので、ボチボチ他の事を書いていこう。

 

と、実は「禁煙」にかこつけて、「成果なし」の今年は「どうすんだ?」ってな問題を残している。

「禁煙」で誤魔化すつもりはなかったものの、結果そのようになってるし...

 

まあ、でも、禁煙で少し冷静にはなったかな?

毎年のように右往左往、試行錯誤しながらも、今年も何もしなかったわけじゃない。

少し整理してみたらば、次への投資というか、次への準備というか、無意味な挑戦というか、

ま、結構やっている。

哀しいことに、どれもこれもが、今年には芽が出そうもないのだが、今年で終わるといったものでもない。

つまり...

来年以降に楽しみを残しているってものはある。

それが、今年の成果かもしれない。

 

いや...あんまり弱音は吐きたくないが...正直今年は少々疲れている。

成果が出ないから余計に遮二無二なっているんだろうが...

人と会うのも増やし、トレーニングの量も増やし、趣味も増やし、もちろん仕事の時間も増やし、酒量も増やし、勉強の時間も増やしたので...

睡眠時間がかなり減っている。

 

決して欲張っているつもりはないが...

正直効率の良い努力の仕方じゃなくなってきているとは思う。

 

一旦立ち止まる必要があるかな?

きれいに整えているようにみえて...随分と余分なものも抱え込んでいるかもしれない。

とりあえずささやかな身の回りの整理整頓も始めてみようか...

小さな小さな我慢

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ぼちぼち2週間になる。

幾度もの禁煙経験者から言わせてもらうなら、「”ここから”は大した変化はない。」ということ。

まあ宣伝も含めていろいろなことが言われているが...

もともと...吸わない人は最初っから吸わない。

...のところを習慣にしてしまった人間なのだから、喫煙に対する抵抗力が「もともと無い」。

つまりは...

A.我慢しなくても、タバコを吸わずにいられる人と

B.タバコを吸わないためには我慢しなくちゃいけない人と

居るということ。

 

残念だが...自分は当たり前に「B」だ。

過去や経験というよりも、そういう気質・体質にあったから、「吸ってしまった」のであって、そんなところは今更考えても仕方が無い。

そして...今後は今日と同じような程度には「吸ってしまう危険性」を保有しつつ生活していくということだ。

 

これまで何回かあった禁煙の終結も皆そう。

「ほんのわずかな衝動で」

「ま、一本ぐらいならいいかな?」

と、棒に振ってきた。

禁煙期間とか、その間の努力とか、我慢の量がもったいない、とは思わないが、

それにしては「ほんのわずかすぎる衝動」なのに、抑えるどころか...「ま、2年も続けたんだし、一本ぐらいいいかな?」というそんな程度の衝動をキッカケにして終わっていったわけだ。

 

なので”今後”なんてどいうなるのか?どうなっていくのか?お約束できるわけもないし、自分でもわからない。

が、まあ軽はずみで吸うのはやめたいな、と。

吸う以上は「ものすごく吸いたくって禁煙なんかどうでもいいわ」状態で吸いたいかな?

ぐらいじゃないとここまでの努力はちょっともったいないかな?とかは思っている(笑)

 

たしかに「タバコを吸いたい衝動」は初日からは減り続けている。

が、永遠の、ではなく永遠にゼロにはならない。

小さな小さな戦いというか、小さな小さな我慢をしょいこんだということだ。

ブラボー!

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当たり前だが...吸ってた本人なので、どんなタイミングで吸いたくなるかぐらいはわかっている。

寝起き、食後、コーヒーのお供、お酒のお供、間が空いた時、キリのついた時、思考にフン詰まったとき等々...

やっぱりそういう時は吸いたくなる。

ってか、いまだに吸いたいという衝動がやってくる。

で、これも当然なんだが、その衝動にこれまで負けてきたから禁煙の失敗を繰り返しているわけで、期間よりもむしろ、これらの機会に「平気」になることがキモのように思っている。

 

というわけで「あえて」というぐらいそれらの機会にチャレンジしている。

禁煙を成功させる秘訣として...これらの習慣をも遠ざけるのが望ましい...ように書いてあるサイトもあったが...

いつまでも避けていられるわけでもないし、むしろその「吸いたくなる瞬間」を山ほど経験して耐性つけるしかないんじゃないかと....

 

ようやく10日間になるのかな?

街中で良い標語見つけた。

「他人と過去は変えられない、変えられるのは自分と未来だけ」

素晴らしい!