小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

再チャンスはある

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「言い訳したくなった時」

「泣きたくなった時」

「悔しがりたくなった時」

「怒りたくなった時」

は...訪れないはずがない。

 

やって来る。

へたすりゃ毎日やって来る。

 

そんな瞬間の回避方法なんだが...

いまだ決定打はない。

 

ただ...いくつか試していることはある。

一つは...

「気絶する」だ。

 

本当に気絶してしまったなら周囲の人にご迷惑をおかけしてしまうので....

瞬間脳内だけを気絶させる。

俗に言う...「呆然とした状態」にわざと突入する。

 

少し返事や反応が遅れてしまうかもしれないけれども....

屁理屈のような言い訳を連発するよりは...

場が乱れないと思う。

それだけでも...

醜くなることを防止出来る。

 

いや...実際には...

「こいつ、大丈夫かよ?」

ぐらいの辱めは受ける。

が....このような状態から無理やりにも回避しようとして...

”言い訳”を懸命にもまくしたてるものならば...

その方が...「こいつ、大丈夫かな?」と本気で思ってしまう人は多いようだ....

 

「自分には理解する力がない」と簡単にあきらめる。

という方法もある。

ただし...これは使い方に注意。

「何を言っているのか?あなたの言っていることがわからない」

と伝わってしまうならば...

「お前はバカか?」と言っているのと同じになるので逆効果。

 

「そんな簡単に諦めちゃって大丈夫か?」

 

いや、大丈夫。

一度印象付いた人間性はなかなか簡単に書き換えてもらえないもんだが...

何の印象も持たれなかったならば....

いつの日かの再チャレンジはし易いので。