小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

対策

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STARTしたのはいいものの....大変な状態になってしまった。

まあ、今更後には引けないんだけれども....

 


で、このように”追い込まれた状態の時”に、案外密かに心がけるようにしているのが....

「鬱にならない」

ってことだ。

「心の病にならない」

でもいい。

 


自分とて、これまで毎日明朗にヤッホー!と生きてきたわけじゃない。

ふさぎ込んでしまったり、元気が出せない時なんて山ほど経験している。

が、それは鬱なのか?鬱じゃないのか?なんて医者じゃないのでわからない。

 


そもそもに....「”心”の病」という意味もわからない。

”心”なんて器官は無いので、科学的に言うなら「頭の病」のはずなのだ。

 


ただ....そんな大袈裟な状態ではなくても....

いわゆる「心が折れる」ぐらいで、人間なかなか前向きには考えられなくなる。

今なんて好例?で、くそ暑いだけでもう....「家の外に出たくない」し「考えるのも面倒臭い」。

何が起こったわけじゃない。

単に”暑い”だけでもだ。

 


人間にはそんなところがあるようだ。

「無い人」も居るのかもしれないけれども、自分には思い当たるフシがある。

というか....なんせ周りにもけっこう多い。

というか....増えてきたような気がする。

 


であるなら....

自分も気をつけるべきなんだろう....と。

 


が、どういう気をつけ方があるのかなんて知らない。

勉強したこともないし。

 


ただ....このような自分のためのブログを書いていることもあって、

自分のことはいまだによくわかっていないものの

いくつかの症例の体験は記憶するようで....

自分の場合の気分が重くなるときは

「答えの出せないこと」

「結果の出せないこと」

が重なったり、続く時に多いと思う。

 


そうなると、簡単に出来ること、すぐやれること、まで億劫になってしまって.....

キーボードを打つぐらいにしか力が入らず.....

けっこう散らかしてしまう。

 


というわけなので....

こんな”カンジ?”

こんな”兆候?”

の現れた時は.....「事の解決」に直接には行かないことにしている。

いや、焦って直接解決を急いだところで....解決どころか後悔につなげてしまってきたからだ。

 


”卑怯”かもしれないけれども、一旦目を背けさせていただく。

どのみち”直視”したところで頭も体も働かないので。

 


が、”ここ”で終わってしまっては、まだまだ「後悔に近いところ」からは離れられていない。

少しややこしい表現をしたけれども....

要するに「病気に近いエリア」から逃れられてはいないということ。

 


なので....まずはものすごく簡単なことからやり始めるようにする。

よくあるのが....

・水を飲む。

・カーテンを開ける。

・窓を開ける。

・玄関から意味なく出る(読みもしない新聞を取ってくるでもいい)。

・顔を洗う。

・コーヒーを作る。

・トイレに行く。

.....

まあC級ハードルとでも言おうか、ここまではそんなにも難しくないんだが....

それでも全部やるのに1時間ぐらいかかっている時もあるから驚く。

ま、そんなもんなんだろう人間なんて。

 


B級までは意識しないが....というかB級までやろうとしていればもう大丈夫なんだろうけど....

・草木に水をやる。

・シャワーを浴びる。

・ネットを見る。

・新聞を読む。

・着替える。

なんてところだろうか?

が、ここで注意が一つある。

健康な時は良いんだけれども....ヘコたれている時は「テレビは見ない方がいい」だ。

素人療法の自分には理屈はわからない。

が、人間というのは「参っている時ほど気を散らしたい」ようで.....

「寝ころんで見ているだけ」で収めきれないほどの情報を送ってくれるテレビに非常に満足するようなのだ。

で、結果として....

ずっとテレビの前から離れられなくなってしまって.....何一つ片付かず.....

余計にストレスを積もらせてしまう....と。

 


たしかにテレビでも有益なことはやっているし、テレビの情報に救われることもあるのかもしれないけれども....

「歯も磨かずに有益って....」

と、まあ、そういうことだ。

テレビなんて日本中どころか世界中の人が見ていることで、「自分だけのためになる」ことでもないので、「歯でも磨いていた方がマシ」と思った方がいい。

 


ここまで出来れば、「心の病」の回避は大丈夫とは思うんだが....

「事の解決」にまで至るのにはもう少しハードルがある。

 


自分で言うならA級ハードルか?(そんな風には言ってやしないけど)。

・メモを整理する(現在A4で7枚ほどになってしまっている)。

・ダイヤリーを確認する。

・携帯のメールと着信とラインの着信を確認する。

・移動用USBのデータを更新する。

・本日のご褒美用のビールの本数を確認する。

・着替えの準備をする(ここ大事。着替えるんじゃなく、あえてひと手間かける)

・靴を選ぶ。

 


ここまで出来れば....

なんとか日常生活は送ることが出来よう。

そして....ここまで出来ても

「事の解決」

は別物として、急がなくてもいいのであれば、絶対に急がない。

 


「元の状況」を冷静に考えるべきなのだ。

”ついさっき”まで、”動くことすら”億劫だったのに.....

少し動けるようになったからといって....

難しいことが解決できるほどの力を発揮できると思うなら....

自惚れだ。

 


そりゃあ健康な時はバリバリと仕事が出来るのかもしれないし、

難問も次々に突破してきたかもしれないけれども....

人間生ものでいつも”同じ状態”でもないのだ。

 


あの水泳の萩野君が非常に調子が悪いと聞く。

世界で金メダルを狙えるような能力の持ち主でさえそうなのだ。

こんな自分なんて、ひょっとしたらば虫ケラのような能力になっているかもしれない時に.....

「難解な出来事なんて解決できるはずがない」

のだ。

 


ん、それで機会を喪失したら?

 


そりゃあもう

「運が無かった」

ということでしょうね。

いや、後悔したところで、どのみちそういうコンディションに無いのだから、挑戦しても、無理なんだって。

 


なんせ心が(そういう言い方は好きじゃないが)風邪をひきそうになっているんで、大事に大事にするのだ。

風邪でも頑張る

ではなく、「長引かせない」ことに重きを置くべきだと言い聞かせているつもり。

 


だから「慌てたり」「焦ったり」せず、一日で簡単なことだけで10個でも、

いやさ、それ以下でも。

ただ.....0個じゃ駄目だぞと。

それぐらいのハードルの低さでいいから.....

「潔く燃え尽きてしまう」よりも「ろうそくの火程度でもいいから....エネルギーの火種を消さないこと」に注力すべきかと。

いやさ、そんな時はそれぐらいでも精一杯のはずじゃないかと.....

すればまたエネルギーの戻ってくる時がある、と。

 


こうやって....簡単なことを一つずつ消化してゆくうちに.....

少しずつ暇を感じてきたり....

退屈さが出てきたりすれば.....

それが回復の兆しだろうか?

 


自分には人の鬱を語る資格もないし、直す力もない。

が、鬱を病と言うならば......

風邪をひきにくい生活

ガンになりぬくい生活

があるように

鬱になりにくい生活をするってな自己責任における努力の方法はあると思う。

 


いや、今日の様々な事件やニュースを見ていると

本当に、風邪ぐらいに心の病は普通に潜んでいるように思える。

風邪をひかないようにしていないと健康生活できないように

心の病にならないように....

 


なる前に

予防したり

ならない生活

に気を使う時代に

なっているんだと思う。