小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

時の利益

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とまあ....自分に対して堂々巡りのような説得を施してきたんだが...

まあ、きりがないっちゃあきりがない。

 


それに....努力や工夫が報いて今の局面が好転することもないと思っている。

 


諦めたとは違う。

冷静に見て...だ。

 


あまり良くない例なんだが...

余命3カ月と判断されたときに

10年後を楽しみした努力は哀しすぎるように....

 


このような局面と自分の力で出来ることは....退化のスピードを遅らせるだけ。

そして退化に順応してゆくだけ。

そんなところなんだろう....

残念だけれども....人生にも社会にも自然にも山ほどある状況だ。

 


努力が向上や成長につながった若い頃と比べたら....

随分虚しい努力なのかもしれない。

が、1年先に終わるものが2年先になり、

2年先に終わるはずだったものが3年先になるのなら

その余分な1年の価値は小さくない。

 


今はそれだけが救いだと思っている。

虚しい努力なんて言っていちゃ

努力するモチベーションも出やしない。

格好よく「時の利益」とでも呼んでおこうか....

それがその後に与える影響も少なくないと信じて。