小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

「膿を出し切る」って簡単に言うんだけれども....

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団体内の相次ぐ不祥事にお偉いさん方が好んで使っているようだが....

「出し切った」ところは見たことがない。

 


まあ、所詮は自分のことじゃないので冷ややかに見ているけれども....

出し切っていないということは....

また膿んでくるということだ。

 


「自分を成長させる」とか、

「自分を変える」というのも同じことだと思っている。

”膿”とまでは言わないが、「自分の成長を止めているモノ」やら「頑なに変わろうとしない部分」をまずは見つけ、それをどうにかしてやらないことには....

一生懸命走るだけ走っても....

多分....徒労に終わる。

 


くどくどと同じような反省やら後悔ばかり見つけ出しては、羅列しているこのブログとて、永遠にそれを続けようと思ってのことじゃない。

出来ることなら早いうちに...「出し切りたい」のだ。

出し切って、正すべきことをハッキリさせなくては....

どんな努力もまさに「膿上の楼閣」になってしまうだろうと....

だから見つける度に書き残しておくようにしているだけのこと。

 


そもそもに....

現実の世界では、ここに書いているほど反省や後悔ばかりしているはずがない。

そんなに暇じゃないし、そんなことに熱心でお金をいただける場所はない。

 


さらに言うなら実は次の目標はもう出来ていて....

それに向かって歩み始めてもいる。

 


えらい猛暑で流石に夏は気絶したかのようになっていたけれども....

回顧ばかりじゃ前に進めないと....一月ほど前に大枠を定めた。

今回の期限は短い。

1年と9ヶ月だ。

明日にも終わるかもしれない立場のくせして....5ヵ年計画は夢過ぎる。

まずは絶対に譲りたくないところまでに全力を集中すべきだ。

 


ただ....目標を達成するということは本当に簡単じゃない。

ましてや年齢も年齢なので、やり直しも効かない。

すれば短所や欠点や醜い部分が「無いかのように」蓋をした自己評価で、本当のカイゼンなんて出来るものなのかと....

 


ということで目標達成への努力と、「俺の膿って何なのさ」を平行してやっているというわけ。