小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

人のフリ見てわがフリ直せ

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政治の世界は私なんかではわからない。

 

ただ...総理大臣になることは相当に難しいことであることぐらいは...わかる。

なのにそこにおじいさん、おじさん、ヘタすりゃお父さんだって...

そして本人は二度までも。

 

これはもう”特別な一族”と言うしかない。

妙に苗字をズラしているのも何かのテクニックか?

 

彼を支えるのもまた名家のご子孫達。

 

いわゆるエスタブリッシュメントというのだろうか?

手っ取り早く言うならば...

貴族達。

日本には存在しないはずなのに...

 

政治家のみならず、官僚にも、大企業にも大勢その御子孫達は居る。

多分近年で一番ヤバかったのは...

民主党による政権交代時だ。

 

根こそぎ利権を剥がされる

 

そんな恐怖におののいたことだろう。

 

が、民主党クーデターは失敗に終わり、結果彼らは息を吹き返した。

 


そこからの結託は凄い。

少々の食い違いは強引にまとめてしまう。

また、まとまろうともするようになった。

バラけるのが一番マズいことが骨身に染みてわかったからだろう。

 

ここ最近の政治家絡みの事件でもわかる。

もう、何をやったって大丈夫。

バレなきゃ...

いや、バレたって証拠さえ消してしまえるほどに連携力もアップした。

 

オリンピックは多分...そんな彼らの最高の力の見せどころだった...はず...なんだろう。

 

今のところ全く見ていない。

意地になっているいつもりもない。

ただ...”自分のこと”を優先しているだけ。

”自分のこと”をある程度済ませて暇が出来たら見るとは思うけど...

 

彼らの傲慢は”過ぎていた”んだと思う。

競技場の建築問題から始まって...「バチが当たっている」としか思えない様。

 

なんだかわからないじゃない。

思い起こせば4カ月前。

とりあえず最初のゴールを順調に迎えることが出来た。と言っていた。

その後も想定していたよりも順調だった。

 

が、ここへ来て翳りが見えてきた。

あまりよろしくない予感がする。

それはオリンピックを含めた日本のせいではない。

順調だったゆえに...自分に驕りが出始めている。

 

彼らのような目に遭いたくないのなら...

気を引き締め、用心するべき時。

 

驕れる者は久しからず。

努力も大切なファクターに違いないけど...

”歪み”を発見することもまた大切なこと。

 

人に気が付かれてしまってからでは...多分手遅れだ。

その前に...自分で気が付けるか、どうか...だ。

 

浮かれた笑顔はきっと醜く歪んでいる。