小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

動き出す

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いまだ”終了”の覚悟は固まっていないんだが...

”好転”は期待しなくなっている。

”未来の工程表”なるものもいくつか作成しているが、それも全部”低め”に書き換えた。

さらに”低め”に書き換える日も来るかもしれないとも思っている。

 


いや、そんな高度な次元じゃない。

自分が今やらなければならないことは....

「逃げないことだけ」だ....と思っている。

とりあえずこの事態から逃げずに収拾をつけること...

それが自分の役割だと思っている。

 


細かな努力は別にして....

とりあえず「逃げていない」ので今日も合格だ。

 


それでいいと思っている。

そりゃあ”立派な心構え”を持っていた方がよかろう。

優秀な対策を立てることも有効だろう。

が、格好よく立ち回ったところで....

事態の収拾をはからずに”逃げて”しまうなら....終わりだ。

多分一生後悔を残す。

さらには....簡単な事態ではないので、本当にあれやこれやと考える。

どこかの大学やお役所じゃないが、上手に切り抜けられる方法はないものか?と願ったりもする。

が、それでパニックになって冷静さを失うぐらいならば....

「逃げなかった」だけで”良し”としてやろうと思っている。

それさえ守れば....”終了”後も堂々としていられる....と期待している。

 


が、”逃げてなければ良い”だけではあまりにも策が無さ過ぎるので、衰退に向けて?の具体的な努力も始めたい。

....でも忙しい....

というジレンマの中で...前回の記事にも書いた”減らす”ということを手がけ始めた。

 


それで....本当に、あっさりと、周囲を見回しただけなのに....

不要なものの多いこと。

多分....まだまだ”拡大の人生”が続くと思っていたからこそ”必要かも?”ととっておいたモノが....衰退の人生なら「要らない」ということがハッキリしてしまうようだ....

 


そういったモノを見ていると、自分は永久の命でも保有して、ずっと上り坂の人生があるように、錯覚していたのか?位思える。

それはある意味前向きと言えるのかもしれないが....自然の摂理を無視するほどに傲慢ということでもあろう。

人間は永久の生き物じゃない。

 


つまり....今じゃなく、もっと以前からでも、見切りをつけておくべきだった部分が....

ぜ~んぶ残っている....

と言っても過言じゃない始末なんだろう。

いつまでも若いつもりでいるのは結構なことだけど....

出来ないことまで出来るかのように思っているのは自惚れだ。

そういうことがよくわかる身の回りの品々だ。

 


一挙に整理できればスッキリもするのだろうけど....

未来を見通す目が無かったからこそ残してきたモノであり、その程度の能力しかないくせして、急に慌てても、また狂った判断をしてしまうだろう。

最悪....必要なモノを捨てて、不要なモノを残してしまったり...とか....

 


なので一日一つ。

一日一つ処分できれば、一歩”衰退”に寄り添えたとしよう。

”衰退”に寄り添うというのも変な話だが....”衰退”してるんだから逆らっても仕方が無い。

仲良く”衰退”してゆかなければ。

 


一昨日は有料会員カードを一つ退会した。

歳を食ったら入会できないだろうと入っておいたモノだが、もう3,4年経つのに使っていない。

年会費だけが落ちていた。

こういったモノも、将来に期待して放置していたわけだ。

 


昨日は靴底を修理に出した。

ん?捨ててないじゃないかと....

違う、新品一つ買おうかというところを修理にしてやめた....ということ。

 


今まではこういうことを節約だと思っていたが....

今はそうは感じていない。

使わないものまで持つ必要がない。

買う必要もない。

単にそういうこと。

 


PC内のファイルもそうなんだろう。

きっと恐ろしいぐらい不要なファイルはあるはずだ。

脳みその中も同じ。

毎日一つずつ...整理してゆこう....

それじゃ追いつかないだろうけど....

何もしないよりはマシなはず。

 


少なくとも夢のような期待を賭けて....

描いてもいなかった絵を描き始めるよりはマシだと思う。

 


そういえば....

毎晩晩酌をオカズを一品買って帰るんだが....

今日からヤメ。

大体少し太り始めてきたというのに....

 


なんか無駄ばっかだったんだよなぁ....