小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

戒め十四番の二 大きなこと”だけ”出来るはない編

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例えば.....字はきれいに書く。

 


「もともときれいに書けない」

「字を書くのは苦手」

 


いろいろな言い訳があるとは思うのだけれど....

 


そりゃあ自分都合だ。

 


書かれたものを「読む側」にとっては....

「汚い字」の書面を見て「心地良く」思うことなどあるはずがないというもの。

目は口ほどにモノを言う。

のであれば、字が口ほどにモノを言ってもおかしくない。

 


「計算を正確に」なんてのもそう。

計算はもともと正確で”なきゃいけない”んだが.....

「約」が通用する日常もある。

それを都合よく採用して.....

寸法計測とか締め切り時間にやたらルーズな人も居る。

 


もう、あえて言う必要もないかもしれないけれども....

几帳面とかの性格の問題じゃない。

正確な数値を知りたくて聞いている人にとっては....

「アバウトな数値なんて....答えにはなっていない」ということだ。

 


「お札を揃える」....

大体出来ていない....かもしれない。

そして....人に見せない自分の財布の中身なので.....

こんなところに努力する意味は「無い」のかもしれない。

以前”これ”を話した時にものすごくバカにした先輩も居た。

 


彼は自分の豪放さを売りにしていたようなんだけれども....

都合良く、いつしか....雑=豪放....と勝手に理解を変えていたようだ。

なので....すでに持っているモノをまた買ってしまったり、簡単にモノを失くしてしまって何度も買い直すハメになったりと....

そんな自分を「ワイルドだろう?」とアピールしていたフシもあるんだが....

 


結局は....

「馬鹿にするほどささやかな整理整頓」”すら”出来ておらず....

で、”結果としては”毎日無駄の修復に追われていると....

 


”大志”をどう吠えようとも.....

実績が出せないのは「そういうわけ」

 


”几帳面”という悪口があるかのように豪放な人?は馬鹿にするんだが....

そんな「ささやかなこと」さえ出来ない人間に大きなことなど出来るはずがないというもの。

 


まずはバットに当たらなきゃ....

ホームランなんてありっこ無いという....基本的自然界の法則のお話。