小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

生き物としての使命

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昨日の件を少し補足。

いや...続き...?

 

今はもう「事実ではない」ことになっているのかな?

士農工商”という身分制度

 

残念なことにそこでも私は「商」の分類に当てはまるので,江戸時代のこの国では見事に「最下位」。

端的に言って「下人」で説明不足にはならないだろう。

 

が、それでも卑下でもなく自虐でもないと言っているのは...

「自分が決めたわけじゃない」からだ。

 

誰が決めたのかなんて知らない。

下人の分際なので。

 

上の上の上だと思っている人が...

お前らとは”違う人間”だと思っている家庭で育ち、それは全く間違ってはいない思考だと信じ込んでいる...

の上の上の上の人が...

イチイチ説明するのが面倒臭いので...

「士」はとりあえず....

「かなりかけ離れているのだよ」

と四文字熟語にしたのだろう。

熟語としては不出来なんだけれども...

末裔達の国語能力からしたらばこんなもんだ(笑)

 

だから...史実ではないかもしれないが...

彼らの「本音」なんだろう。

 

事実...”暮らし”は全く違う。

天皇陛下など、失礼だけれども、その目くらましかと思えてしまう。

 

その生活実態は...東京でしか見られない。

あの参勤交代の江戸でしか見られなかったのと何も変わっていない。

武家屋敷が高級ホテルになった程度で...

縁故者だけの宴なんて....

桜を見る会のうんと昔からあった。

 

文明開化の名のもとに行われた”明治維新”は効率良い統治者の交代。

徳川のインフラを我が物顔で使えるようになった。

なので、それぐらいから...

徳川だけが王様であってわかりやすかったところを

王様増えすぎて...

わかりづらくなっているだけのこと。

 

ASOUさんやABEさんの家系を辿ってみるがいい。

KAYAMAYUZOUとかDAOGOとかもいいぞ。

そこいらの河原で育った奴らが「ウイッシュ」だけで偶然テレビに出られると思っていたなら大間違い。

 

江戸の華

って奴だ。

芸能界(落語や歌舞伎)、スポーツ界(大相撲)、大企業(大商人)達が群がる群がる王様の元に...

 

自分の同級生でも居た。

「なんも出来ない」...は失礼だけれども...

取柄もなくほとんど目立たなかった奴が....

突然テレビに登場した。

 

後々わかった。

代々の名家の上に、だ。...お父さんは某テレビ局のプロデューサーということだ。

 

そういう人達は”上に”なのだ。

下人は一つも肩書が取れないくせに....いくつも兼用するぐらいの肩書がくっついてきちゃう...のだ。

 

そんなもんだ。

それでしょうがないと思っている。

自分は。

コロナが来る前から自分なんてそんな存在だとこのブログでも書いている。

 

でもそれは...「私のこと」なのだ。

 

私は愚かだったから

井戸の中の蛙だったから

山椒魚だったから

 

生れのハンディが気に入らないのなら...

跳ね返すほど頑張れば良かっただけのこと。

見た目の派手な活躍に負けたくないからと

同じように遊んでいてはダメなのだ。

もともとの位が違うので。

 

彼らは遊んでいても成れる。

自分のような者は彼らを一族ごと追い抜くぐらいの努力をしないと....

成れない。

個人単位の努力の量じゃあ...

権力構造の中でも...

秘書官やら課長止まりがせいぜい。

 

それを下人と言っている。

 

「そんなことはない」

という人は、是非とも努力で超えていって欲しい。

 

Establishment

 

と言うのかな?

この国だけじゃない。

不思議なことに万民平等であるはずの民主主義国家にも存在する。

大きな矛盾だ。

 

たしかに留学をはじめとして教育の質は違うし、経験も違うだろう。

コネクションや人間関係の構築とて

「すでにある」

のだから時間も必要ない。

 

ただ....その”境界”が出来上がってから...随分と長いので...

もう...「完全にすれ違う」ようになってしまっていないか?

ということだ。

 

一度は太平洋戦争でアメリカがブチ壊してくれたんだが...

75年も経つと....

見事に復活している。

 

気が付いた時にはもう遅し、かな?

私じゃどうにも出来ない。

 

だから「下人」を了承し、粛々と生きていくことに決めた。

 

今、不幸にもコロナの対応で、多くの人が

ハッキリと

わかったんじゃないかな?

物言いひとつ

態度ひとつ

決断ひとつ

どれをとっても

ひとつも

国民目線などではなく

言葉だけは丁寧だけれども...「上から目線」であることが。

 

特に若い人には気が付いて欲しい。

誰が未来を食い潰しているのか。

 

普通の大人(親世代)はそんなことはしない。

っていうか...

蟻の成虫(親世代)でもそんなことはしない。

それが普通の生き物の「未来へ継続させる道筋の破壊」になるから。

 

「自分の代さえ良ければ」なんて生物は地球上には存在しない。

 

虫以下?

なんて....笑っていられない事態だ。

 

勤労という名のもとに、必死に働かせ、甲斐甲斐しく差し出された税金を

「自分の金」

と思えるように教育されることがEstablishmentたる者の特徴でもあるんだろうか?