小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

コロナで剥がされた真実が見えてくる

f:id:okutavianus:20200418120533j:plain




「”私が”間違っている」ということでいい。

 

その”間違っている私”の認識じゃあ...

 

俺達は馬鹿だから

俺達は幼稚だから

俺達は短絡的だから

俺達は了見が狭いから

俺達は視野が狭いから

俺達は学が無いから....

ん?ちょっと待て...

ひょっとしたらば....

俺達には「危害を及ばされる力」がない...と見極められている、いわゆる...”安牌”だから...

 

「手を上げた人に10万円」

 

と言ったんだろうか...

 

お会いもしたことないのに、勝手に失礼なこと言うべきではないのだろうけど...

”召使い”とか”同級生”とか、ひょっとかして彼女なんかにも....

こう言う態度だったんだろうか?

 

「そんな訳ねーだろ」

 

と言われるなら、俺達は、その人達以下ということなんだろうか...

 

家柄、お育ち、からも「そう言ってしまえる人」だということには十分理解出来る。

俺達とは別次元で育ってきたことも納得している。

そんなこと...言ったところで、考えたところで...どうしようもないこと、だ。

まあ...”平時”なら...「なんてことねー」...と見過ごしてもしまうだろう。

 

でも...”この人”にとっちゃあ恐らく”大したことない”今の次元に...

アナタのさじ加減一つで...

「生きる」か「死ぬ」

かの決定が下される”同じ日本に住まう別世界の人”が居ることは...

知っていて知らないフリなのか?

本当に知らないのか?

私には全くわからない。

 

ということは...この人...

どこに線引きがあるのか自分にはわからないんだけれども...

”この人”は”俺達”とは...

「違う世界に居る」

と確信している。

ということなんだろう。

 

その言い逃れは...もう...出来ない...だろうね。

 

このブログでも散々言ってきた。

自分が「下人」ということはこういうこと。

この手の「壁」を何度も見てきた。

 

それは...

自分の努力が足りなかったのだ。

それは...

自分の生れ育ちが悪いのだ。

そんな世界に手が届かなかった自分が悪いのであって、その世界に住まう人々が悪人というわけでもないのだ。

 

人生の第四コーナーを回るに頃になって”それ”を素直に受け入ることにした。

妬むにしろ、羨むにしろ、無理な事に尽力するだけ時間の無駄なのだ。

残り少ない人生の時間をそんなことに費やすぐらいなら...

もっとささやかな幸せをいくつか掴んでいた方が良いのだ。

 

それが”下人”の分際だ。

 

マスクを二枚配られ。

お金が欲しいなら「欲しい」って言えよと見下げられ...

 

他の人はどうなんだろうね。

自分は前から言っている。

「”本当は万民平等ではないこの国の中”じゃあ私は下人の位なんですよ。」と。

それは蔑んでいるわけじゃない事実だと言うことがようやくわかっていただけるでしょうか?

 

今回のコロナ騒動は

違った面でも「思い知らせてくれている」

わけだ。