小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

針の筵

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少しばかり文章を書く仕事があって...

ネタメモの断片が山ほどある。

お堅い文章用なのでブログには利用出来ないんだけれども。

 

こういう時代なので、紙ベースよりもむしろPC内のデータが多い。

様々なフォルダにも分類したゆえに、カブっているものもあったりして...異様に重くなっていた。

なので...このコロナ暇を利用して...ちょいと整理を試みた。

 

ビックリ。

ほとんど「要らない」のだ。

「要る」と思うから...とっておいたのに...

 

一つずつ丁寧に読み返してチェックしようかと整理を始めたんだけれども...

もう100とか200の単位でバサバサ「要らない」。

中身まで詳しくチェックするどころかタイトルだけでもう違和感がスゴい。

「一体誰が書いたっちゅうねん」ぐらい。

場合によっちゃあ「なんて恥ずかしいこと書き残しているんだ」と赤面してしまう。

 

「本人」とは生まれてこの方一日たりとも会わなかった日がないので...

「ずっと代わり映えしない」

ように思っていたんだけれども...

成長というか、加齢というか、こんな自分でも自分が変わっていっているということなんだろう。

 

自分の場合はこういったブログを書くようになるまでは、日記とかの経験もなく、読書感想文も大嫌いだったので...

ほとんどのことを「頭の中」で終始していたんだが...

それはやっぱり...随分といい加減であり、かなり自分の都合の良いように思い込んできたのか...

「ずっと同じまま」

だと決めつけていたようだ。

 

8年前にこのようなブログを始めた頃もそんなことだったんだろう。

もうデータも残っちゃいないけれども...

きっと今見たらば...なんだか「他の人」が書いているような文書なんだろう。

まあそれでも上手な文章なら自分でも感心してしまうのかもしれないけれども...

残念ながら確実に...今目の前にしたらば....「見ていられない」ほどに恥ずかしい文章だと思う。

謙遜ではない。

 

たしかに「褒められた出来」であることは少なくないと思うんだが...

クラスの中で、

班の中で、

親類中で、

町内で....

そんな程度の集団の中での「優れている」という評価で....

 

「よくも自惚れられていたものだ」

 

という自分が本当に超恥ずかしい。

 

おまけにそれを確信したのは...

「まだ最近」と来ている。

 

これから...針の筵が...続くんだろうなぁ...(笑)