小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

誰が悪いの?

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「もう一人の自分」の”忠告”が案外信用出来るのは...

「率直」「正直」だからだろうか?

”誰にも見えない分”というところもあるのだろうし

”誰にも見えてないからこそ”というところもあるんだろう

 

出来ない

知らない

弱い

醜い

 

”社会に隠している”恰好の悪いところを熟知してござる。

強がりを剥いだ無能な自分を見抜いている。

 

だからそれらを包み隠さずに...

(そんな程度のお前で出来るのかよ?)

 

とズバリと指摘する。

 

こんなにも見抜いているヤツ...

他に居ない。

 

なんたらハラスメントやら

なんたらハザードだらけの世の中で

気を使われた言葉に自惚れれば自惚れるほど...

結果は遠のく。

 


これほどにも直接的な指摘はない。

人が聞いたら馬鹿な話

なんだと思うだろうけど...

 

それでいい。

 

恰好つけたがりのくせして

浮かれやすく舞い上がりやすい自分に

一番先に気が付いてくれるのが

 

コイツなので...

 

残念なことに父には「もう一人の自分」が見えないようだ。

 

お世辞に舞い上がり、お上手に自惚れて

それが自分の本当の評価と過信して

世間の本心とのギャップに憎悪を生じてしまう...

「政治が悪い」

「総理が悪い」

「教育が悪い」と...

 

足りていないのは自分の方...なのに。

 

その光景を頻繁に拝見し、同じDNAを持つ身としては

そうはなりたくないだけのこと...